【白須雲丹】心の余白を持つ自由 頑張りすぎる私を休ませる時間
 
火曜日は自由のテーマです
きょうは「心の余白」についてお話しします
仕事もプライベートも
それなりにうまくいっている
責任のある立場を任され
年収も安定していて
周りからは「充実してるね」と言われる
けれど自分の心の奥では
どこか“息がつまる”ような感覚がある
余白とは何もしない勇気
そんなとき必要なのは
努力ではなく「余白」です
余白とは、何もしない時間のこと
スマホを手放して
誰のためでもない時間を持つことです
それは怠けでも逃げでもありません
自分を回復させるための
大切なメンテナンスです
私たちは「頑張ること」には慣れています
でも「休むこと」「委ねること」には
まだ少し不器用です
だからこそ意識して
心のスペースをつくる必要があります
自分と向き合う静かな時間
心の余白は
自分の感情に気づくチャンスでもあります
「本当はどう感じていたんだろう」
「いま何を大切にしたいのかな」
その小さな声を拾うことが
自分らしく生きる第一歩です
心の余白を取り戻す習慣
・通勤中、スマホを見ない時間をつくる
・カフェで予定のない一時間を過ごす
・週末は“誰とも会わない日”をつくる
この小さな「空白」が
思考をゆるめ、心をやわらかくしてくれます
そして、新しいアイデアや出会いを
自然と引き寄せてくれるのです
結びのメッセージ
心の余白は、あなたの人生に
“呼吸”を取り戻す力を持っています
完璧であろうとするほど
人は自分を追い詰めてしまいます
余白を持つことは
弱さではなく“しなやかさ”です
がんばるあなたが
きょう少しだけ立ち止まって
自分のペースを思い出せますように
空の色を見上げて深呼吸したら
それだけで世界は少しやさしく変わって見えるはずです
