【白須雲丹】日常に隠れた愛を見つけよう 何気ない優しさが心を満たすとき
日曜日は愛のテーマです
きょうは「何気ない優しさ」についてお話しします
朝起きて、朝ごはんをつくり
洗濯機を回して、子どもを起こす
仕事の準備をしながら
今日の献立を考える
息をつく間もなく一日が始まる
気づけば、自分のことは後回し
誰かのために動くことが
“当たり前”になっている
そんなあなたへ伝えたいのです
何気ない日常の中の愛
愛は、特別な出来事の中だけに
あるものではありません
むしろ、何気ない日常の中に
静かに息づいています
たとえば、子どもが「行ってきます」と
笑って出かける朝の一瞬
夫が無言でコーヒーを置いてくれたとき
友人から「無理しないでね」と
メッセージが届いた夜
それはすべて、形にならない愛のかけらです
気づく余裕を取り戻す
忙しい毎日を生きていると
その優しさに気づく余裕がなくなってしまいます
人に優しくするほど
自分の心は乾いていく
それでも、あなたが笑顔でいられるのは
周りの誰かの小さな思いやりが
支えてくれているからです
日常にある小さな優しさ
・おかえりの声が少し明るかった
・洗い物を手伝ってくれた
・お風呂あとのタオルが温かかった
自分にも優しさを向けて
たまには自分にも優しさを向けてください
家事を少し手抜きしてもいい
コンビニのコーヒーを片手に
一人で空を見上げてもいい
その“自分をいたわる時間”が
心をやわらかくしてくれます
結びのメッセージ
愛は、頑張りの中に隠れています
やさしさは、言葉にならなくても
確かに届いています
きょうは、少しだけ立ち止まって
自分と誰かの優しさを見つめてみませんか
あなたが気づいていないだけで
世界はすでに
やさしさで満ちています