華凪めぐる〈埼玉大宮店〉 14年越しの決断。家相との葛藤を経て新しい暮らしへ──吉方位転居の体験記
ほしよみ堂埼玉大宮店所属の占い師
華凪めぐるです。
今回は、私が転居するに至った経緯を綴ってみようと思います。
2025年2月中旬。
私は、ようやく「転居」という大きな決断を下しました。
本当は吉方位に引っ越したかったのですが、ギリギリで迷いすぎた結果、選べたのは“吉凶なし”の方位。
それでも、長年抱え続けてきた重い空気から抜け出すために、私と家族にとって必要な一歩でした。
🏠 思いをすべて注いだ“理想の家”
2011年3月。
それまで住んでいたマンションを売却し、土地を購入して注文住宅を建てました。
自分の理想を詰め込んだ家で、家族4人は穏やかで幸せな数年間を過ごしました。
「ここが終の棲家だ」
そう信じて疑わなかった頃です。
🌫 しかし5年後、少しずつ訪れた不調
住み始めて5年ほどが経った頃から、家族にトラブルや気力の低下などが続くようになりました。
特に主人の事業に影響が出始め、従業員がトラブルを起こしたり、信頼していたビジネスパートナーから詐欺行為を受けたり…と、かなり精神的に辛かったことを忘れることはできません。
理由が分からず悩む日々。
思い切って鑑定士さんに見てもらうと、引っ越した時期や方角は悪くないが、「家相の悪さが7割を占めている」と言われました。
さらに、「すぐに引っ越すべき」とのアドバイス。
ですが、私はどうしてもこの家を手放したくありませんでした。
思いを注ぎ込み、時間もお金も気持ちもつぎ込んだ大切な家。
簡単に手放せるはずがありません。
✨ 祐気取り・埋金…できる対策はすべてやった
どうにかこの家で幸せに暮らせるようにと、祐気取りや吉方位への埋金など、できる限りの対策を重ねました。
一時的に軽くなる感覚はあったものの、
根本的な流れは変わらず、年月とともに家族の運気の停滞を強く感じるようになりました。
「もう、限界なのかもしれない」
そんな思いが胸の奥にじわりと広がっていきました。
🌈 家族の節目と重なった“本当の転機”
そして家を建てて14年が経ったこのタイミングで、転居を決意。
家族それぞれの人生の節目が重なり、
「ここで変わらなければ」という空気が自然と生まれました。
この地で子どもたちが誕生し、子どもたちが大学を卒業する頃まで住んできたこと、私もこの地で親となり、たくさんのご縁をいただけたこと…
慣れ親しんだ家を離れるのは、想像以上に苦しいことでした。
けれど、“この先の人生をより幸せに生きたい”という思いが、家族全員の背中を押してくれました。
🌤 新しい土地で感じた“軽さ”
引っ越してまず感じたのは、空気の軽さでした。
朝の空気が澄み、深く呼吸ができる。
夜は静かで、心が自然と落ち着く。
以前の家よりも“氣の流れ”が明らかにスムーズです。
🕊 家族に見え始めた小さな変化
転居先は、その年に一白水星が回座する南東方位でした。
一白水星が回座する方位への転居は、一時的に家族間に溝ができたり、経済的困難に陥りやすいと言われています。
今のところそのようなことは感じませんが、まだ転居して1年経っていないので、常に意識して生活をしています。
引っ越すことのメリット、デメリットはありますが…
吉方位ではなくても——
“動くこと”が運を動かす。
それを身をもって感じました。
🌙 大切な家を手放して気づいたこと
家を手放すことは終わりではなく“再生”でした。
この家があったからこそ、家相や方位、運の流れについて深く学ぶことができました。
この経験が、私が占いの世界に足を踏み入れたきっかけです。
家は人生の舞台であり、気を宿す器。
家相は単なる迷信ではなく、暮らす人の心と身体に影響する“環境そのもの”なのだと、今なら確信を持って言えます。
🌸 動いた先に見えるもの
今回は、結果として吉凶なしの方位への転居になってしまいましたが、それでも、引っ越しをきっかけに確実に運は動き始めました。
「どうしても変えたい」
「このままではいけない」
そう思ったときこそ、人生の転機。
住まいを変えることは、環境を変え、流れを変え、人生を変える大きな一歩です。
14年越しの決断は簡単ではなかったけれど、
今の私は、あの時の勇気に心から感謝しています。
──占い師・華凪めぐる🌙
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