〈八神 雪月花 大宮店〉月読命と“心の静けさ”の整え方

雪月花:「こんにちは
埼玉大宮ほしよみ堂占い師
八神雪月花です」
善壱「こんこんなの〜!ご主人の式神、黒狐の善壱なの〜!」
善壱:「ご主人〜! 今日の講義は“月読(つくよみ)さま”なの?」
雪月花:「そうだよ。今日は“心を静かに整える力”について話します」
善壱:「僕、静けさは得意なの〜。杏仁豆腐食べてるとき、だいたい無心なの!」
雪月花:「……確かにあのときだけは静かだね」
雪月花「月読命は“静の叡智(えいち)”の神
天照大神が“光と再生”なら、
月読命は“静けさと浄化”を象徴する神。
夜の月が照らすのは、
昼のような明るさではなく、
本当の想いが浮かび上がる静けさなの」
善壱:「ご主人、月読さまって怒らないの?」
雪月花:「怒りは持つけど、表に出さないタイプだね。
喧騒よりも“沈思黙考(ちんしもっこう)”を大切にする神だから。」
善壱:「沈…もっこう?」
雪月花:「静かに考えるってことだよ。」
善壱:「僕は杏仁豆腐黙食(もくしょく)なの〜」
雪月花:「……似てるようで似てないよ。」
雪月花「心が乱れる時、人は“夜の自分”を忘れる
忙しさ、焦り、不安、寂しさ、嫉妬、比較――
心が波立つとき、人は“自分の中の静かな月”の存在を忘れてしまいます。
月読命はそんなとき、こう囁きます。
静けさの中にしか、真実の想いは聞こえない
と」
善壱:「ご主人、僕…静けさの中で自分の気持ち、聞こえるかな?」
雪月花:「聞こえるよ。ぜんくんの心は素直だから。」
善壱:「じゃあ今の気持ち言うね? 杏仁豆腐食べたいの〜」
雪月花:「……それはだいたい常時だね。」
占いにおける“月読タイプ”の人
雪月花「占術で読み解くと、
月読命のような気質を持つ人には共通点があります。
四柱推命:
- “水”の気が強い
- 想像力・洞察力・直感に優れる
- 人の本心を無意識に読み取る
数秘術:
- 2、7、9が多い人は“月読波動”
- 優しさ・霊感・内省力が鍵
🌙 西洋占星術:
- 月星座が強く影響
- 癒やし体質、他人に影響されやすい
月読タイプの人はね、内側で“ご縁の糸”を静かに感じ取る力を持っているの」
善壱:「ご縁って、赤い糸みたいなの〜?」
雪月花:「そう…ただし色は人それぞれ。
月読命は“心の声”を通して縁を選ばせてくれるんだよ」
善壱:「じゃあ僕とご主人の縁は……?」
雪月花:「黒くてふわふわの糸だね」
善壱:「わ〜い! ふわふわなの〜!」
心の静けさを取り戻す“月読式”3ステップ
雪月花:「月読命はね、静けさ=停止じゃないの。
“整えるための夜”なんだよ。
①
ひとりの時間を“嫌わない”
静かな時間を持つこと=孤独ではなく
“魂のメンテナンス”。
②
感情を流す
満月の夜に涙が出るように、
胸のつかえを外に流すことが必要。
③
ご縁を見つめ直す
人間関係が絡まっていると、
心の水は必ず濁る。
月読命は、
「距離を置くべき相手」「深めるべき縁」を
そっと照らしてくれるの」
善壱:「ご主人、僕のご縁は深めてほしいの〜」
雪月花:「うん、大事な縁だよ」
善壱:「ご主人〜…!(じ〜ん)」
雪月花:「でも杏仁豆腐は勝手に食べないでね」
善壱:「……(バレてるの〜)」
今日の神託
“静けさを恐れるな
心が澄んだとき
あなたは本当に結ばれるべき縁を知る
月は光を奪わず
あなたに『本心』を返すだけ”
― 月読命
あとがき
“動き続けることが正しい”と教えられる現代で、
静けさはときに“不安”に見えるかもしれません。
でも、月読命はこう語ります。
「心が止まるのではなく、整えるために静まるのだ」と。
あなたが迷った夜も、
泣いた夜も、
誰にも言えない想いを抱いた夜も、
月は必ずあなたを照らしていました。
その“静かな優しさ”が、
あなたに最も良いご縁を呼び込みます。
神々の声で“運命の人”へ導く。神託の案内人
八神雪月花
黒狐の善壱 より。