〈八神 雪月花 大宮店〉思金神(おもいかねのかみ)と《直感と分析》
雪月花:「こんにちは
埼玉大宮ほしよみ堂占い師
八神雪月花です」
善壱:「こんこんなの〜!ご主人の式神、黒狐の善壱なの〜!」
善壱:「ご主人〜! 今日の神様は誰なの?」
雪月花:「今日は“思金神(おもいかねのかみ)”。神話界きっての“知恵の神”だよ。」
善壱:「えっ、頭いいの? みんなの相談役みたいな感じなの?」
雪月花:「そうだよ。八百万の神々が困ったとき、“どうしたらいいか”を考えるのが思金神の役目だったの。」
善壱:「じゃあ僕も相談しようかな〜なの〜…杏仁豆腐をどうやってご主人にバレずに…」
雪月花:「その相談だけはダメです。」
雪月花:「 思金神は“直感”と“分析”を同時に扱う神様です。
天岩戸の神話で、天照大神が隠れて世界が暗くなったとき――
神々は大混乱になりました。
そのとき、
「どうすれば天照大神が出てきてくれるか」
その作戦を立てたのが思金神です。
感情に流されず、でも冷たくもない。
思金神は“直感+冷静な判断”のバランスが神級なんだよ。」
善壱:「つまり、ひらめきと知恵のミックスなの〜?」
雪月花:「そう、それがとても大事なの。」
占いも“直感だけ”でも“理論だけ”でも成り立たない
雪月花:「占術は、どれも“情報”の積み重ね。
- 四柱推命 ⇒ 五行のバランス
- 数秘術 ⇒ 数の意味
- 宿曜 ⇒ 星の距離と関係
- 西洋占星術 ⇒ 惑星の位置
- タロット ⇒ 圖像(ずぞう)の象徴
でも、いくら分析しても“心”が読めなければ当たらない。
そして、いくら直感が鋭くても、土台となる知識がなければぶれてしまうの。」
善壱:「ご主人はどっちも使ってるの?」
雪月花:「もちろんだよ。」
善壱:「じゃあ僕の杏仁豆腐隠しも…?」
雪月花:「直感と分析の両方で気づいてるよ。」
善壱:「うわぁ〜〜〜なの〜!!(ご主人すごいの〜!)」
思金神は、あなたの中にもいる
雪月花:「人にはそれぞれ、
“直感タイプ”と“理論タイプ”があります。
- 感じたことを大事にする人
- 考えて納得して動く人
- 両方使う人
でも本当は、
どちらも“あなたの中の思金神”の働き。
直感は“天から降りる声”。
分析は“地を踏む知恵”。
思金神は、その両方を結ぶ神なんだよ。」
善壱:「じゃあ直感だけで動いて失敗するのは…?」
雪月花:「天だけ見て地面を見ないから。」
善壱:「分析だけで動いて疲れるのは…?」
雪月花:「地だけ見て、空を忘れるから。」
善壱:「うんうん…わかるの〜(ぽくぽく)」
雪月花:「いま考えてた?」
善壱:「杏仁豆腐のこと考えてたの〜」
雪月花:「……別の意味で天を見すぎだよ。」
占いで“直感と分析”を使い分けるコツ
雪月花:「直感と分析を使い分けるには
①
最初に直感で読む
カードの色、数字、気配。
第一印象は魂の声。
②
次に理論で整える
占術の意味、象徴、配置。
知識は現実の橋渡し。
③
最後に両方を合わせて結論にする
直感 → ハッと感じる
分析 → 形にする
統合 → “伝わる言葉”になる
これらの使い分けが必要になってくるの。」
善壱:「ご主人、僕の運勢も直感と分析で読んでるの?」
雪月花:「ぜんくんの運勢は簡単だよ。」
善壱:「えっ、どうなの〜?」
雪月花:「“今日も元気。気を抜くと杏仁豆腐を盗む”」
善壱:「……当たってるの〜!」
直感が冴えるタイミング
雪月花:「思金神の加護が強まる瞬間があります。
- 静かな夜
- 物事を始める前
- 人と別れた後
- 出会った直後
- 迷っている時
これらは“天の声”が聞こえやすい状態。
逆に分析が冴えるのは、
- メモを取っている時
- 人の話を丁寧に聞いた時
- 落ち着いた心で向き合った時
思金神は、
その両方を“あなたの中”で使えるよう整えてくれます。」
今日の神託
“ひらめきは天の声
思考は地の力
どちらか一方では道は開かれない
天と地の間に立つあなたこそ
最も美しい答えを生み出す”
― 思金神
あとがき
思金神が教えてくれるのは、
「直感も、分析も、欠けていない」
ということ。
迷ったとき、
あなたの閃きは正しい。
でも、不安になる時は、
分析が必要なだけ。
そのふたつを結べたとき、
占いも、人生も、
驚くほど動き始めます。
そのふたつを結び、幸せの一歩へ進むお手伝いができるよう、埼玉大宮ほしよみ堂でお待ちしております。
神々の声で“運命の人”へ導く。神託の案内人
八神雪月花
黒狐の善壱
より。
