玉依姫(たまよりひめ)と《縁と導き》
- 雪月花:「こんにちは
埼玉大宮ほしよみ堂占い師
八神雪月花です」
善壱:「こんこんなの〜!ご主人の式神、黒狐の善壱なの〜!」

善壱:「ご主人〜! 今日の神様は誰なの?」
雪月花:「今日は“玉依姫(たまよりひめ)”。
ご縁を結ぶ、導きの力に満ちた女神様だよ。」
善壱:「ご縁……? 出会う力なの〜?」
雪月花:「そうだよ。玉依姫は“人と人を結ぶ風”を動かす神なの。」
玉依姫は“縁を運ぶ水の女神”
雪月花:「玉依姫は、
日本神話の中で“神と人の架け橋”を担った女神。
その名には
「魂が寄り添う」「玉のように清らかな魂と縁を結ぶ」
という意味があります。
彼女は“水の流れ”と深く関係していて、
川・海・潮の満ち引きのように
必要な縁を運び、不要な縁を流す
役目を果たす存在。
縁ってね。
掴むものじゃなく、寄ってくるものなの。」
善壱:「えっ!? 杏仁豆腐も寄ってくるの〜?」
雪月花:「寄ってきません。」
善壱:「……なの〜(しょんぼり)」
“縁”は偶然ではなく、“流れ”
雪月花:「玉依姫の縁は、
偶然の出会いではなく
流れの中で運ばれてくる出会い。
• たまたま同じ場所にいた
• SNSで偶然見かけた
• タイミングよく連絡がきた
• 同じ悩みを持つ人と出会った
• 過去の縁が突然戻る
• 逆に自然に離れていく
これらはすべて
玉依姫の“導き”の領域。
あなたの人生に必要な縁は、
無理しなくても自然に並んでいきます。」
善壱:「僕はご主人と縁あってよかったの〜!」
雪月花:「そうだね。ぜんくんは運ばれてきた“縁の黒狐”だよ。」
善壱:「ふふん、誇らしいなの〜!」
占いで見る《縁が動く時期》
雪月花:「玉依姫の力が強いときは、
占いの盤面にもハッキリ出ます。
✧ 四柱推命
桃花・天徳・月徳
→ 恋愛・人脈・人気運の流れ
✧ 数秘術
個人周期「2」「6」
→ 出会い・支え合い・和合
✧ 西洋占星術
金星の活性/ドラゴンヘッドとの接触
→ “運命のご縁”が動く
✧ 宿曜
栄・成・友衰
→ 良縁が育つ時期
縁が動くとき、
“急に世界が軽くなる”んだよ。」
善壱:「軽い世界ってどんなの〜?」
雪月花:「自然と人が寄る世界。ぜんくんみたいに。」
善壱:「僕、寄ってくるタイプなの〜(ドヤ顔)」
玉依姫が教える《ご縁の扱い方》
雪月花:「ご縁の扱い方はいくつかあります。
① 追わない
追う縁は逃げる。
流れに乗って来る縁が本物。
② 無理につなげない
離れる縁は“役目を終えた縁”。
それ以上はあなたの道を重くする。
③ 好きな気持ちは縁のサイン
惹かれるものは“魂の記憶”。
意味があって惹かれている。
④ タイミングを大切にする
玉依姫は“潮時”を教えてくれる。
動くべき時は、心が温かくなる。
⑤ 自分が整うと、縁も整う
魂が曇ると、縁も霧がかかる。
自分を癒すと、縁が澄んでいく。」
善壱:「ご主人〜、僕も縁を結ぶ力あるの〜?」
雪月花:「あるよ。ぜんくんは“癒しの縁”を運んでくるもの。」
善壱:「えへへ…うれしいなの〜!」
雪月花:「ただし杏仁豆腐を横取りする縁は運ばなくていいよ。」
善壱:「……気をつけるなの〜」
今日の神託
“縁は探すものではなく
流れで運ばれる
寄ってくる気配を感じたなら
あなたの魂が開いた証
導く風はすでに吹いている”
― 玉依姫
あとがき
人との出会いも別れも、
すべては“流れ”の中で起きていきます。
無理に繋ごうとしなくていい。
無理に離れようとしなくていい。
縁は流れ、導きは自然に働きます。
あなたが“自分らしく”あるだけで、
必要な人は必ずあなたの元へ運ばれます。
神々の声で“運命の人”へ導く。神託の案内人
八神雪月花
黒狐の善壱
より。








