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八神雪月花

八神 雪月花(やがみ せつか)

得意占術
霊感霊視/霊視タロット/オラクルカード/ダウジング/数秘術

神々の声で“運命の人”へ導く、神託の案内人

霊感霊視と神託カードを用いて、あなたの心と魂に寄り添いながら、“今必要な縁”と“本来出会うべき人”をお伝えいたします。
ただ当てるだけでなく、“幸せへ進む道”を共に見つける鑑定を大切にし、
「少しでも幸せの一歩を踏み出してほしい」
それが、私の占いの原動力です。
神話と運命を紐解きながら、あなたが本来歩むべき光の道へと導いてまいります。

伊邪那美命《終わりと再生の母性》

雪月花:「こんにちは

埼玉大宮ほしよみ堂占い師

八神雪月花です」

善壱:「こんこんなの〜!ご主人の式神、黒狐の善壱なの〜!」

 

善壱:「ご主人〜……今日の神様はちょっと怖い名前なの……?」

雪月花:「言っているのは“伊邪那美命(いざなみのみこと)”。

確かに“黄泉”の印象が強いけど、本当は“最初の母であり再生の女神様”なんだよ。」

善壱:「母性……? 優しいの〜?」

雪月花:「そう。伊邪那美命は“すべてを産み、すべてを見届ける母”。

恐怖よりも“深い愛”で世界を包む女神様なの。」

 

 

伊邪那美命は《死を通して再生を教える女神》

 

雪月花:「伊邪那美命は神話の最初期、

日本の島々・神々を次々と“産んだ母神”。

しかし火の神を産んだとき、

その灼熱で命を落とし、黄泉の国へ向かう。

ここだけ聞くと“悲しい神話”に見えるけれど、

本質は違う。

伊邪那美命は

“終わりは消滅ではなく、再生の始まり”

という宇宙の理を体現する女神様なんだよ。」

善壱:「終わりは……始まりなの〜?」

雪月花:「そう。散った花が土に帰り、新しい命を育てるように。」

 

 

伊邪那美命の“黄泉”は恐怖ではなく“静かな休息”

 

雪月花:「黄泉(よみ)という言葉は

“暗い場所”“恐ろしい世界”と思われがち。

でも、伊邪那美命の黄泉は

“傷ついた魂が休む場所”

という側面を持つ。

• 自信をなくした

• 大切なものを失った

• 恋が終わった

• 人間関係が壊れた

• 心が折れた

• 未来が見えない

こうした状態のとき、

人は心の奥の“黄泉”にいるように感じる。

でもね、

黄泉とは“完全に終わる場所”ではなく

“再び立つために、静かに眠る場所”。」

善壱:「休む場所……? 僕もお腹いっぱいのとき寝ちゃうの〜」

雪月花:「ぜんくんの場合はただの食べ過ぎ。」

善壱:「……なの〜」

 

 

再生は“心が燃え尽きた後”に始まる

 

雪月花:「伊邪那美命が教える再生の本質は一つ。

“もうダメだ”と思ったところから、新しい自分が生まれる。

• 挫折したあと

• 失恋のあと

• 仕事を失ったあと

• 拒絶されたあと

• 泣き疲れたあと

その“空っぽになった瞬間”こそ、

次の自分が生まれるタイミング。

伊邪那美命の母性は、

“壊れたあなたも、弱いあなたも、そのままでいい”と包む優しさ。」

善壱:「ご主人〜、僕も壊れそうなときあるの……」

雪月花:「どんなとき?」

善壱:「杏仁豆腐を一日我慢したとき……」

雪月花:「それは精神力の問題だね。」

 

 

占いで見る《終わり→再生》のタイミング

 

雪月花:「伊邪那美命的なエネルギーは

占いでいう“節目”“転換点”にあたります。

🔥 四柱推命

空亡・大運切り替え

→ 古い運が終わり、新しい運が始まる

🔥 数秘術

周期「9 → 1」

→ 終了と再出発

🔥 西洋占星術

冥王星・土星の区切り

→ 過去の清算と新しいステージ

🔥 宿曜

安壊・命・衰

→ “影が開く”からこそ再生へ進む時期

“苦しい時期”とされる時期は、

実は伊邪那美命が近くにいる証拠でもあります。」

善壱:「女神さま、そっと寄り添ってくれるの〜」

雪月花:「そうだね。影の中から優しくね。」

 

 

伊邪那美命が教える《終わりと再生の心得》

 

雪月花:「終わりと再生の心得はね

終わりを悪いものと決めつけない

終わりは、次の始まりの準備。

悲しみは“浄化”

泣くほど浄化が進む。

涙は魂を洗う水。

自分の弱さを許す

母神は弱い子を叱らない。

抱きしめて受け入れる。

ゼロになる勇気を持つ

空っぽは“次を入れるための器”。

失った愛の分だけ、愛される未来が来る

伊邪那美命は“欠けた場所に光を入れる”女神様。」

善壱:「ご主人〜、僕も弱いときあるの……僕、許されるの?」

雪月花:「もちろんだよ。ぜんくんはいつでも許されてるよ。」

善壱:「……(うるうるなの〜)」

雪月花:「ただし杏仁豆腐の盗み食いは許さないよ。」

善壱:「何故なの〜!?」

 

 

今日の神託

“終わりはあなたを罰するためではなく

次の光を受け入れるための浄化

恐れずに手を離しなさい

母なる黄泉は

あなたの再生を静かに待つ”

― 伊邪那美命

 

 

あとがき

伊邪那美命の神話は、

“喪失”と“再生”の物語。

しかし本質は恐怖ではなく、

“どれほど傷ついても必ず戻ってこられる”という母の力。

悲しみも、喪失も、涙も、

あなたが深く生きてきた証。

伊邪那美命はこう囁きます。

「再び歩く準備ができるまで

あなたを抱きしめ、見守っている」と。

 

 

神々の声で“運命の人”へ導く。神託の案内人

八神雪月花

黒狐の善壱

より。

 

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