ブログ

曽我部 キキョウ

【曽我部キキョウ】100%を求める完璧主義が陥る罠

自己肯定感を得られない人の

思考の癖を見てきました。

もう一つ、この癖を紹介しましょう。

 

完璧主義の幸福のハードルを

どこまでも高くする完璧主義です。

 

典型的な完璧主義が陥る癖の一つとして

幸せの条件が雪だるま式に増える、

というものがあります。

 

結婚したら、子どもがいる、

子どもができたら、お受験を、と

どこまで行ってもゴールがない状態です。

永遠に遠ざかっているかもしれません。

 

また、完璧を目指すが故の、

「まだ上がある」という感覚。

このせいで、小さな幸福に対して

鈍感になってしまいます。

 

そしてこれもよくあるのですが、

完璧か駄目しか存在しない、

二極化が思考を牛耳ってしまう。

 

完璧主義だと、100点が及第点ですから

99点でももう駄目なのです。

0点と同じ扱いになります。

 

これではいけないと必死になるのですが、

100点に到達する前に

心が折れてしまいそうです。

 

幸福の実感を未来に持ち越すということも

まま見受けられるものです。

 

完璧になったら休む、

これが完璧になるまでは頑張る、

そういう考えで、永遠に休めない状態。

 

つまり、完璧主義であるいうことは、

程よい幸福感を得られない状態とも言えます。

 

さて、こうして完璧主義という

思考の癖を見ますと

何となく共通点が見えませんか。

 

恐ろしいことに、人生のすべてが

減点方式で進んでいるのですね。

 

「今日はこれができた、良いとしよう」

ではなく

「今日はこれができたけれど、ここがまだ」

だからマイナスポイント。

 

そしてマイナス面に目を向けて、

足りないと思ってしまうのです。

 

自分だけを厳しく審査し続ける完璧主義。

 

その結果、幸福感は吸い上げられ、
自己肯定感だけが削られていくのです。

 

しかし、ここで勘違いしてはいけません。

完璧主義は性格ではなく、習慣です。

 

身についた癖なら、手放すこともできるはず。

 

完璧を求める前に、まず必要なものとは。

 

それは、誰もが当たり前に持っているはずなのに、

いつの間にか失くしてしまう「ある感覚」です。

 

この後、その核心に踏み込みます。

 

自己肯定を回復させるための、

もっとも最初で、もっとも見落とされがちな一歩を。

 

※過去の記事はこちらで読むことができます。

 

~~~~~~~~~~

曽我部キキョウ

~~~~~~~~~~

ほしよみ堂大阪アメ村店

2025年12月の出演日

3日、5日、6日、13日、14日、19日、21日、22日、24日、25日、28日、31日

 

ほしよみ堂金沢店

2025年12月の出演日

8日、9日

 

ご来店、ご予約、お待ちしております。

  • 「ほしよみ堂」youtubeチャンネル
  • 占い師募集

占いのことなら|ほしよみ堂 > ブログ > 【曽我部キキョウ】100%を求める完璧主義が陥る罠