ブログ

あぐり

ダメンズしか寄ってこない・・・どうしたらいいの?

雷の下に眠る春 ― ダメンズばかり寄ってくるあなたへ

恋の悩みほど、人を孤独にするものはありません。
好きな人には声をかけられないのに、
寄ってくるのはいつも、
どこか頼りなく、すぐ甘えてくるような男性ばかり。

「どうして素敵な恋だけ寄ってきてくれないの…?」

そんな嘆きが、
まるで深夜のため息のように
胸の中に溜まっていく二十代の女性から
ご相談をいただきました。

易を立てると、現れたのは

雷地豫(らいちよ)・二爻

雷が地の上に轟き、
その下で小さな芽が震えながら春を待つ卦。

春は、
決して突然やってくるものではない。
ずっと前から、
静かに、確かに、
あなたの足元で育っている。

そんなことを教えてくれる卦です。

二爻が語る、誠実な人だけが背負う苦悩

爻辞にはこうあります。

「硬きこと石のごとし。
日を終えず、貞にして吉。」

石のように、
簡単には崩れない“芯”を持っている人。

実は、あなたはその誠実さゆえに
恋の近づき方が慎重になっています。

派手な言葉や軽いノリでは、
あなたの心は揺れない。

だからこそ――
軽い男たちが、
あなたの反応を面白がって近づいてくる。

けれど本当に誠実な男は、
あなたが本気の女性だから、
そう簡単には近寄れないのです。

それは、
あなたの欠点ではなく、

大切に扱われるべき女性の証。

「声をかけられない」は、悪いことじゃない

バイト先の彼。
格好よくて、
でも距離を縮める勇気が出ない。

あなたは自分を責めたかもしれません。
でも――易ははっきり告げています。

それは慎重だからこそできる尊い態度。

その恋を壊さないように、
ちゃんと守っているのです。

芽を掘り返せば
枯れてしまう。
だから、静かにそっと
根を伸ばしている。

その在り方は、
むしろ美しい。

一日でいい。ひとつだけ前に。

爻辞はさらにこう伝えます。

「迷いは日暮れまでに払いのけよ。」

恋の春は、
大きな勇気ではなく、
小さな温度差で訪れます。

・視線を合わせて
・少し長めに微笑んで
・「お疲れさま」をひとこと添える

たったそれだけが、
雷鳴より強く
あなたの誠実を伝えます。

焦る必要はありません。
ただ、「今日の小さな勇気」を
一つ積み重ねてください。

誠実な恋は、誠実な速度で来る

雷地豫の卦は
こう告げています。

「春は来る。
待ちに待った者のもとにこそ、
必ず訪れる。」

ダメ男たちは、
いずれ雷に散る雑草。
あなたが求める人は、
今、根を深く張っている最中。

その芽は、
地上に出る瞬間を
そっと見計らっています。

最後に ― あなたへ

恋が遠回りに見えるとき。
運命は、
あなたの誠実を守っているのです。

石のような芯を持つ女性にこそ
誠実な愛がふさわしい。

あなたの春は、
雷鳴の下で静かに息づいている。

その時を信じて、
今日の光を
あなたの心に落としてください。

恋も、人生も、
誰かの速度ではなく、
あなたの魂の歩幅で訪れるもの。

もしあなたが今、
胸の中の小さな芽を
誰かと一緒に見つめたいと感じるなら――

どうかいらしてください。

あなたの愛の芽吹きが、
どんな春へと続いていくのか。

易とともに、その未来を
丁寧に読み解かせていただきます。

  • 「ほしよみ堂」youtubeチャンネル
  • 占い師募集

占いのことなら|ほしよみ堂 > ブログ > ダメンズしか寄ってこない・・・どうしたらいいの?