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あぐり

お店を開いたのにお客様が来ない…

――あなたの店に、
静かな龍が眠っている。

一生懸命に商品の質を高め、
宣伝に心血を注ぎ、
開店の日を迎えた。

けれど
扉を開けてみれば、
お客が来ない。

店内の音がすべて止まったような
空白の時間が、
胸の奥をひりつかせる。

「何が悪かったのだろう…」
そんな言葉が、
わずかな絶望と共に滲み出る。

その痛みは、
努力した者だけが知る痛みです。

あなたは何も悪くない…。
その痛みは、真剣に生きた証。

易を立てると――
乾為天 三爻 が現れました。

乾(けん)は天そのもの。
創造、挑戦、上昇。
龍が天に昇る物語。

三爻は、龍がまだ地上にいる段階を表します。

「龍、野にあり。
まだ天へ昇る時ではない」

これは失敗ではありません。
むしろ「上昇の途中」。

――運命は、
あなたの力を認めているからこそ、
今、鍛錬の場に置いている。

乾為天・三爻は教えます。

焦れば、風をまとえない。
強さがあるからこそ、
空回りしてしまう時期がある。

あなたの商品はすでに素晴らしい。
問題は質ではなく、伝わり方

強すぎる力は、
時に伝達の壁となります。

天は急がない。
天はただ、道を整える。

そして、この卦にはもう一つの意味があります。

「誇りを捨てるな」

この段階では
手応えは少なくとも、
方向性は間違っていない。

天の気は満ちている。
けれど、まだ龍が飛び立つ風が足りない。

だからこそ、

・どんな人に来て欲しいのか
・どんな喜びを届けたいのか
・あなたの店にしかない価値は何か

ここをゆっくり深める時なのです。

静かな店内に立つ時間は、
不安を連れてくるでしょう。

けれどその静寂は、
天があなたへ贈った「余白」。

その余白の中で
新しい発想や
磨かれる誇りが育つ。

天は、あなたを試しているのではない。
あなたを育てている。

龍は、必ず天に届きます。

なぜなら、
天は龍を愛しているから。

そしてあなたは、
龍の背骨をすでに持っている人。

もし迷ったら、易を頼ってください。
私はあなたの挑戦に寄り添い、
天の声を言葉に変えてお伝えします。

どのように待てば良いのかを知ることはとても大切。

待つ時間の質が跳躍の質を高めるのです。

助走期間が充実していればいるほど、高く飛翔できるから…。

「龍として飛ぶ覚悟」が再び湧き上がってくるはず。

あなたの努力が報われる方向へ。
あなたの仕事に、光が共鳴する未来へ。

いま静かに、
その扉は開き始めています。

天へ――
あなたの龍が、昇る日まで。

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