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てまり

占い師になって初めて知った「人が抱えている孤独」

みなさんこんばんは。

てまりです。

 

 

占い師として向き合う日々の中で、わたしが強く感じたことがあります。

それは、人は想像以上に「孤独」を抱えて生きているということです。

相談者さんは、笑いながら来る人もいれば、必死に涙を堪えている人もいます。

 

だけど、その表情の奥に宿っているのは、ただの悩みや不安ではなく誰にも言えなかった思い。

長い時間、胸の奥にしまい込んだ痛み。

そして「私は間違っているの?」という問いです。

 

占い師になる前のわたしは、人はもっと強い存在だと思っていました。

だけど鑑定を重ねるほど、強さとは傷のなさではなく

「傷を抱えたまま歩く力」なのだと気づきました。

 

誰かに頼りたい。

寄りかかってみたい。

だけど迷惑になるのが怖い。

嫌われるのが怖い。

 

強い人ほど、誰にも助けを求められません。

そんな思いのまま、笑顔で生活している。

それが人間なのだと思いました。

 

鑑定中、相談者さんがぽつりと

「こんな話、誰にもできなくて……」と口にする瞬間があります。

その言葉の奥には、どれほどの時間と涙が積み重なってきたのでしょう。

 

わたしは占いを「人生の答え」だとは思っていません。

でも、占いは心の奥にある声をそっと掬い上げてくれるものだと思っています。

 

言葉にできなかった思いが言葉になると、人は前に進めます。

自分の気持ちを理解できた瞬間、未来は少し優しく変わります。

 

もし今、あなたが孤独を抱えているのなら

それは弱さではありません。

誰かに大切にしたいものがあるからこそ、傷つくのが怖いだけ。

そしてその気持ちを抱えたまま歩いてきたあなたはもうすでに、とても強いのです。

 

誰かに話してもいい。

黙って抱えていてもいい。

どちらもあなたの選択であり、あなたの生き方です。

 

ただひとつだけ伝えたいことがあります。

あなたはひとりではありません。

この世界には、あなたの痛みを理解しようとする人が必ずいます。

 

占い師として、その存在のひとつでありたい。

そう願っています。

 

今日も読んでくださりありがとうございました。

また明日、書きますね。

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