龍空
【龍空】傷つけられたのは優しさの証―口だけの人との向き合い方(連載②)
②【口だけの人と付き合う心構え】
“悪意ではなく特性”と知るだけで、心の消耗は減っていく
「口だけで行動が伴わない人」と聞くと、
どうしても
“だらしない”
“いい加減”
というイメージを
持ってしまいがちですよね。
口だけになってしまう人の多くは、
悪意でそうしているわけではない
ということです。
今日は、
その内側にある心理と、
あなたが疲れずに関わるための
“心構え”
をお話しします。
■その場では本気。だけど続かない理由
口だけの人は、
“その瞬間”
は本当にそう思っていることが多いです。
話しているときの気持ちは本物
あなたに喜んでもらいたい気持ちもある
理想の未来を語るのは嘘ではない
しかし、
感情の盛り上がりが冷めると忘れてしまう、
現実に向き合うと腰が引ける……
そんな傾向があります。
これは、
想像力が強く、
言葉で表現するのが得意な反面、
行動面の持続力や計画力が弱いタイプに多く見られます。
■“悪意ではなく衝動”で動いている
口だけになってしまう背景には、
次のような内情があります。
感情が高ぶりやすく、
つい勢いで言ってしまう
言葉で夢を語るのは得意。
でも行動は苦手
現実的な手順を考えるのが苦手
その場の空気に合わせてしまう(いい顔をしたい)
断れない性格で、つい軽く返事してしまう
これは
“性格の癖”
に近いもの。
あなたを騙したいわけでも、
悪気があるわけでもありません。
だからこそ、
「なんで約束を守ってくれないの?」
「嘘つきなの?」
と感情をぶつけても、
改善は難しいのです。
■あなたの心が軽くなる“前提”
口だけの人と付き合うとき、
いちばん大切なのは
「相手の特性を理解する」
というスタンス です。
“言う”のは本気でも
“できる”とは限らない
それはあなたへの愛情の有無とは別問題
この前提を持つだけで、
期待のハードルが下がり、
心の疲れがぐっと減ります。
■責任を背負い込みすぎない
相手が約束を果たせなかったときに、
「私のせいかな?」
「もっと頼りやすい言い方をすればよかった?」
と自分を責める方もいます。
でも、
口だけで終わるのは
相手の課題であって、
あなたの責任ではありません。
あなたが背負い込まないこと。
巻き込まれないこと。
これはとても大切です。
■次回につながる心の準備
口だけのタイプに対しては、
適度な距離感と
“冷静な観察”
が欠かせません。
次の③では、
口だけの人に見られる具体的な特徴を
より詳しく解説していきます。
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ほしよみ堂大阪アメ村店
龍空(りゅうあ)
2025年12月の出演日
13日(土)、14日(日)、20日(土)、27日(土)、30日(火)
2026年1月の出演日
3日(土)、4日(日)、10日(土)、12日(月)、17日(土)、18日(日)、24日(土)、31日(土)
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