芽百マミム
第2章 静かに強く、抜け出す決意が芽を出したころ✨

こんにちは♡
占い師・芽百マミム(めも まみむ)です♡
公開した第一章を読んでくださった方、
そして今日、ここから初めて読んでくださる方も
本当にありがとうございます♡
このブログは、
私が「占い師として生きる前」、
まだ何者でもなかった頃の人生を
少しずつ、正直に綴っていく物語です。
第一章では、
25歳で結婚し、母になった喜びと、
その裏側で静かに崩れていった家庭、
そして「この環境で子どもたちは幸せになれるのか」
という葛藤までをお話ししました。
今日は、その続きです。
次女が一歳になり、ようやく二人とも保育園へ預けられるようになった。
私はずっと止まっていた時間が、少しだけ前に動き出したように感じていた。
恋愛も家庭もぐちゃぐちゃで、心は休まらない毎日だったけれど
それでも仕事へ向かう時間だけは、なぜか気持ちが軽くなった。
家では「通帳返せ」と言われることにも、
じわりと強い違和感を覚えていた。
頼って生きたいなんて、一度も思わなかった。
独身時代の私は、
結婚式の貸衣装の仕事で多くの花嫁に寄り添い、
裏方の喜びも厳しさも全部経験し、
自分の力でしっかり立てていた。
スポーツが好きで、次はジムで働いた。
休憩時間には筋トレをして汗をかき、
フロントに立てば毎日来てくれるお客さんとのおしゃべりが楽しかった。
「自分の人生を、自分で動かしてる」
そんな感覚が好きだった。
だからこそ全てを管理されるような結婚生活に、
日に日に息苦しさを感じていった。
仕事を終えて保育園へ迎えに行くと、
子どもたちの明るい笑顔が、心に刺さるほどまぶしかった。
「この子たちを守るためにも強くならなきゃ」
そんな思いが、毎日胸の奥で少しずつ膨らんでいった。
アザができる日もあった。
だけど、身体の痛みよりも、
早くこの環境から抜け出したい気持ちのほうがずっと強かった。
不思議だけれど、傷が増えるほど、私の心は静かに固まっていった。
「ここでは、もう未来をつくれない。」
悩み続けたように見えて、
実は私の決断はとても早かった。
子どもたちの寝顔を見たその日、
心の中で、そっと扉を閉めた。
この時はまだ、
占いと出会うのは十年も先のこと。
未来にどんな道が待っているかなんて想像もできなかった。
ただひとつだけ確かなのは、
この頃の私はすでに
自分の人生を取り戻す準備を始めていたということ。
そしてこの小さな決意が、
後に私をまったく新しい世界へ導くことになるなんて、
当時の私はまだ知らなかった。
この先、
仕事が私の心をどう支え、
そして「決断」へと導いていったのか。
第三章へと続きます。
原宿ほしよみ堂
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