占いのセッションで

とても多いテーマがあります。

 

それが「自分を責めてしまう」

「感情をうまく扱えない」というお悩みです。

 

ここで鍵になるのが

女性性と男性性のバランス。

 

人は性別に関係なく

誰もが自分の中に

女性性と男性性を持っています。

 

女性性は「感じる力」「こうしたい！」

という衝動や感情、直感。

 

男性性は「考える力」

「どうしたらそれを実現できるか？」

という行動と構造です。

 

この女性性と男性性のバランスは

心の癖や思考の癖に

とても影響を受けます。

 

そして、このバランスこそ

生きやすさを左右するのだと

まずは知って頂きたいです。

 

日本女性が陥りやすい落とし穴

日本では特に女性が

社会の中で生きていくために

男性性を優先し

女性性を押し込めてきた背景があります。

 

• 感情的になるのは良くない
• 我慢できない自分はダメ
• ちゃんと考えなさい

 

こうした言葉を内側に取り込んで

いつの間にか

自分の女性性を悪者にし

自分で自分を叱りつけるようになります。

 

これは「男性性が強い」のではありません。

男性性が“管理者”ではなく

“監視者”として暴走している状態です。

 

女性性を抑えると、人生は止まる

女性性はエネルギーの源です。

「好き」「嫌」「やりたい」「やりたくない」

この声を無視し続けると

• なんとなくやる気が出ない
• 何を選んでもしっくりこない
• 占いで答えを探し続けてしまう

そんな状態に陥ってしまいます。

 

人生のハンドルを握っているのは

実は女性性なのです。

 

男性性を“味方”につけるということ

大切なのは

女性性を暴走させることではありません。

 

「こうしたい！」

という女性性の声を

それは本当に正解なのか？とジャッジせず

「じゃあ、どうしたらそうなれる？」

と男性性が支えること。

 

つまり、男性性が女性性の望みを

かなえてあげるように考えてあげること。

これが健全な男性性の使い方です。

 

例えば

• 本当はもっと自由に働きたい → どういう働き方なら可能か？
• 愛されたい → どんな関係性なら心が満たされるか？

感情を行動に翻訳する役割を

男性性に任せてあげるわけですね。

まさに適材適所！

 

これって

自分の中だけの話じゃないと思いませんか？

恋人、夫婦関係でも

同じことが言えると思いませんか？

 

あなたの理想の男性を

思い浮かべてみてください。

あなたのワガママを

否定する人がいいのか。

それとも

可愛いねって

肯定してくれる人がいいのか。

 

そう考えてみると

自分の男性性の扱い方も

分かりやすくなりませんか？

 

占いは“決断を代わりにするもの”ではない

占いは、あなたの代わりに

人生を決めるものではありません。

まして

未来を予言するものでもありません。

 

私が目指す占いは

根本的な問題にアプローチすること。

 

上辺の問題解決や

その場限りの対処法だけではなく

なぜ、そうなのか？

なぜ、苦しいのか？

自分から湧き出る問いかけに

一緒に耳を傾けること。

 

自分の女性性の声を聴き

それを現実に落とし込むために

あなたの中の声を聞くきっかけを

一緒に探して問いかけていくものだと

私は考えています。

 

感情（女性性）と行動（男性性）が

噛み合ったとき

人は驚くほど静かに

しかし確実に人生を動かし始めます。

 

すぐに結果は出ないかもしれません。

けれど、小さくてもハッキリと

自分の変化を

感じられるようになりますよ。

 

シリーズ予告

このテーマはとても大切なので

次回以降さらに深く扱っていきます。

 

第2回：女性性を取り戻す ― 感情は敵じゃない

第3回：男性性を整える ― 自分を追い込まない行動力

第4回：統合 ― ブレない私で選択する

 

鑑定のご案内

もし今あなたが

• 感情が邪魔だと思っている
• 自分を責める癖がやめられない
• 「どうしたいか」は分かるのに動けない

そんな状態にいるなら

ひとりで悩まずに

ご相談にいらしてください。

 

鑑定では

あなたの女性性が本当に望んでいること。

それを叶えるための

現実的な一手（男性性）を

一緒に読み解いていきます。

 

答えはあなたの外ではなく

あなたの中にあります。

外側に手を向けるのではなく

自分の内側に差し伸べてくださいね。