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曽我部 キキョウ

心の取扱説明書 その2、心を丁寧に取り扱うために

心の取扱説明書はどこにある?

 

こんなに便利な時代なのに、

なぜ心だけが追いつかないのか。

 

===目次===

1)心は進化しているのか

2)進化すると何が起きるのか

3)脳はどんどん進化する

4)心に取扱説明書はない

=============

 

 

3)脳はどんどん進化する

 

脳は道具を扱うために進化しました。

 

計算する、記憶する、効率化する、予測する。

だからAIも作れたし、文明も爆速で伸びました。

 

心の方はどうでしょう。

 

先ほどちらりと述べましたが

心は「生き延びるための警報装置」だから、

むやみに変わらない方が有利です。

 

恐怖を感じやすい。

不安を大きめに見積もる。

他人の視線を過剰に気にする。

 

全部、命を守るための設計に他なりません。

 

さてここで、奇妙なバランスの崩れが出てきます。

 

例えば学校の成績で。

脳は「比較は意味がない」と理解しているのに、

心は「でも他人より下は怖い」と騒ぐ。

 

あるいはスポーツ競技で。

脳は「失敗しても死なない」と知っているのに、

心は「終わった…」と非常ベルを鳴らす。

 

このようなことが起こります。

 

気付いた人々は勘違しがちで、

心を黙らせようとしてしまうのです。

 

しかし心は敵ではありません。

時代錯誤なほど

忠実なボディーガードなだけです。

 

進化とは心を変えることではなく、

心の声を「参考意見」として扱えるようになること。

 

司令塔は脳で、警報装置は心。

そう役割を決めておいた方がいいでしょう。

 

 

4)心に取扱説明書はない

 

心に振り回されることなく、

脳の指令通りに動く日が来るのも

間近ではないか!?

 

そういう期待が今高まっているかもしれません。

 

ところがよく周りを見てください。

参考書も何もない状態です。

レクチャー本を書けそうな先生もいません。

 

「あなたの心は壊れていない」

「反応している理由がある」

「選び直す余地がある」

 

この三大ポイントについて、

伝えられる人は、実際のところ案外少ないです。

 

だから人はみんな、

自己流で心を操作し始めます。

 

例えば気合で黙らせる、

ポジティブで上書きする、

無視する

根性論で押さえ込む、などです。

 

全部、短期的には効くでしょう。

でも長期で見ると、警報装置を

叩き壊しているだけではないでしょうか。

 

ではだれがレクチャーしているのか。

 

将来的にはいざ知らず、

今あなたの心を取り扱えるのは、

あなた自身に他ならないのです。

 

扱い方を一緒に考える存在は、

確かにいます。

焦らずに、慌てずに、

取り扱い方法を見つけましょう。

 

===おわり===

 

※その他の記事についてはこちらで見ていただけます。

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曽我部キキョウ

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