空馬羽津呂
|実録|人は、こうして壊れていく【連載予告】第0話
第0話
この連載について
|実録|人は、こうして壊れていく
占いの現場にいると、
「まだ大丈夫そうに見える人」が
限界に近づいていることがあります。
この連載では、
鑑定の中で繰り返し見えてくる
“壊れる直前の兆し”
を、
個人が特定されない形で記録していきます。
誰かを断罪するための話ではありません。
怖がらせるための連載でもありません。
人は、
壊れる前ほど
ちゃんとして見えることがあります。
忙しくしている。
前向きな言葉を選ぶ。
周囲に気を遣う。
そうした「一見、問題なさそうな状態」が、
実は限界のサインであることも少なくありません。
この連載では、
未来を予言したり、
答えを出したりはしません。
「こうすれば大丈夫」と
結論を急がせることもしません。
ただ、
立ち止まるきっかけになる視点を
静かに置いていきます。
もし読んでいて、
少し重たく感じたら、
無理に読み進める必要はありません。
必要なときに、
必要な話だけを拾ってもらえたらと思います。
この記録が、
自分の状態を振り返る
小さな材料になれば幸いです。
この連載の読み方
-
- 各話は一話完結です
- 順番に読む必要はありません
- 読後に何かを決める必要もありません
※本連載は、鑑定現場での観察をもとに構成しています。
※個人が特定される内容は含まれていません。
本編予告(全20話)
第1話
壊れる人ほど、ちゃんとしている
第2話
「忙しい」が口癖になったとき
第3話
限界なのに、前向きなことを言い始める
第4話
人に会ったあと、どっと疲れる理由
第5話
相談できる人が、いなくなる瞬間
第6話
感情より予定を優先し始めたら
第7話
「大丈夫です」が増えていく
第8話
何も起きていないのに、不安だけが残る
第9話
やめたい理由を、正当化し始める
第10話
他人の成功が、やけに刺さる日
第11話
頑張っているのに、満たされない
第12話
小さな違和感を、無視できなくなる
第13話
一人になる時間が怖くなる
第14話
本音を話す場所がなくなる
第15話
「これくらい普通」と思い込む
第16話
決められないことが、増えていく
第17話
理由のない焦りが続く
第18話
ちゃんと休めなくなる
第19話
自分の気持ちが、わからなくなる
第20話(一区切り)
限界は、突然ではなかった







