第3回 男性性を整える|自分を追い込まない行動力

「ちゃんと考えているのに動けない」
「行動しても、なぜか苦しくなる」
それは、あなたの意志が
弱いからではありません。
男性性が“ムチ役”になっているだけ。
男性性は本来あなたを
前に進ませるための力です。
ところが多くの人は
この力を自分を責め、追い立てる方向に
使ってしまっています。
男性性とは「進める力」
男性性とは
- 決める
- 選ぶ
- 形にする
ための力です。
タロットだとペンタクルみたいな
具現化する力ってイメージですね。
ソードのように
知識や思考でもあります。
感情を無視して
突っ走る力ではないということです。
本来、女性性が教えてくれた
「こうしたい」「これは苦しい」
という声を受け取り
現実的な一歩に変換する翻訳者の
役割を担っています。
歪んだ男性性のサイン
次のような状態に心当たりがあれば
男性性が疲れています。
- 休むことに罪悪感がある
- 結果が出ない自分をすぐ否定する
- 完璧にできないなら、やらない
これはストイックさではありません。
恐怖で自分を動かそうとするクセです。
このクセがある限り
いつまでも自分で自分を
ジャッジし続けるので
そりゃ苦しいわけです。
行動できない本当の理由
「分かっているのに動けない」とき
問題は意志ではなく安全感の欠如です。
女性性が安心していない状態で
男性性だけが「やれ」「急げ」と命令しても
心と体は固まってしまいます。
行動力は安心の上にこそ活きてきます。
男性性を整える実践
今日からできる
大切な視点があります。
行動の前に、必ず女性性を確認すること。
- これは本当に望んでいる?
- 怖さはある? それとも嫌悪?
怖さがあるなら
小さく刻めばいい。
嫌悪なら
その行動は再検討です。
男性性の仕事は
「正解を押し付けること」ではなく
続けられる形に整えること。
行動力は自分への優しさから生まれる
健全な男性性はとても静かです。
声を荒げず、責めず、逃げ道も用意する。
だからこそ
人は自然と動けるようになります。
次回予告
次回はいよいよ最終回。
女性性と男性性の統合について。
感情に流されず
理屈にも縛られない。
「私はこう生きる」と選べる感覚を
どう育てていくのか。
鑑定のご案内
- 頑張りすぎて疲れてしまった
- 行動すると自己否定が強くなる
- 自分に合う進み方が分からない
そんなときこそ
自分のせいだと思わないでください。
できないことには理由がある。
苦しいことは心のSOS。
鑑定では
あなたの男性性がどこで歪み
どう整え直せば
自然に進めるのかを読み解いていきます。
行動力は才能じゃない。
整えれば、誰にでも戻ってくる力です。








