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曽我部 キキョウ

自由人という名の不自由な人々との付き合い方 その3

「あたしは自由人なの」

そんなセリフに振り回された経験はありませんか。

 

本当の意味で自由な人になるために、

そして自由という免罪符を振りかざす人と

上手く付き合うために。

 

===目次===

(1)自由過ぎる人は、本当に自由なのか

(2)「自由」という名の地雷

(3)なぜ自由過ぎる人といると疲れるのか

(4)自由な人と、無責任な人の決定的な違い

(5)自由過ぎる人に人生を乱されないために

 

 

(3)なぜ自由過ぎる人といると疲れるのか

 

自由過ぎる人といると、

なぜか自分だけが疲れていく。

相手は楽しそうなのに、

後に残るのは、消耗感だけ。

 

なぜなのか。

 

理由は相手の奔放さだけにあるのではありません。

そこには、振り回されやすい側に共通する

心の構造があります。

 

一番多いのが、これです。

「我慢は美徳」という価値観。

 

自分が耐えていれば関係は壊れない、

波風を立てないことが大人の振る舞いだ、

そう信じている人ほど、限界まで黙ります。

 

空気を壊すことへの過剰な恐れ。

これも原因の一つです。

 

違和感を言語化する前に、

「今言うと場が白けるかも」

「嫌われるかもしれない」

と、脳内でブレーキがかかります。

 

そして決定打が、

「私が合わせれば丸く収まる」という思い込みです。

一時的には確かに丸く収まります。

 

これらは一見、思いやりに見えますが

実際には、自分が傷つかないための

回避行動でもあります。

 

こうしたことが続くと、

奔放なふるまいを許されているのだと

自由な人の脳が、少しずつ、確実に学習します。

 

「この人は何をしても離れない」

「多少踏み込んでも大丈夫」

「自由に振る舞っても咎められない」

 

自由過ぎる人は、

悪意ではなく、学習能力で行動するので、

許容される範囲を探り、

許されれば、そこを次の基準にします。

 

止まらないのではなく、

「止められていない」のですから

これは増長して当たり前です。

 

優しさではなく、

境界線の不在が、相手を育てている

と言ってもいいでしょう。

 

この問題は、相手が自由過ぎるという

一方通行の問題ではありません。

 

付き合い方の問題は、

相手の性格 × 自分の境界線

この掛け算で成り立っています。

 

境界線が曖昧なままでは、

自由な人と無責任な人の違いも、

見分けられなくなります。

 

===つづく===

 

※以前の記事はこちらからご覧いただけます。

※ほしよみ堂大阪アメ村店の記事はこちらです。

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