馬道 東弥
心の中で渦巻く自分の本音|〇〇は嫁のしごとなのか?それって本当?

「介護は嫁のしごと?」
不安と罪悪感が渦巻く夜、誰もが抱えた本音。
家族会議の席で、誰もが口にしない本音が私の胸を締めつけた。
義祖父が倒れた翌日、
義母、義弟、夫、私の4人で医師の説明を聞いた。
入院は2週間くらいの見通し
手術できない場所の出血
回復の見込みが薄い
言葉の一つ一つが、重石のようにのしかかった。
その空気の中で、ふと浮かんだ疑問。
「これ、結局私がおむつ替えするの?」
不安が一気に噴き出した瞬間
「そもそも介護って、何したらいいの?」
頭の中はパニックの嵐だった。
夜間の世話
食事
入浴、排泄──
誰が?
費用は?
入所してもらえば丸くおさまるのに。
私の時間は?
出産時より冷静さを失い、
「同情するなら時間とカネをくれ!」と心で叫んでいた。
義母と私が主に担う空気感が、
たまらなく嫌だった。
家族は協力するけど……
結局「嫁の仕事」──
そんな温度差に、怒りと罪悪感が混じり合う。
家族それぞれが不安のるつぼに浸かっていた。
なにせ、2週間後には退院の予定。
そこから2週間したらゴールデンウイークなのに
まだ小学生の子どもを連れて出かけることもままならない。
夫が現状を医者に相談し
ソーシャルワーカーの存在を知る。
義母は疲れながらも面談の予約を取り付ける。
義弟は協力するとは言うけれど
4ヶ月後には妻の出産が控えている。
本来なら、こちらが協力するよと申し出るべき状況だ。
それでも、
私は逃げ出したくて仕方がない。
「祈れば奇跡がおこるかも?」そんな楽観は通用しない。
介護が嫌だと感じるほど、現実が迫ってくる──
感情が現実を呼ぶ、というのは
こういうことなのか。
あれから10年後の今ならわかる。
いつも笑顔でいよう。
そんな言葉が虚しく響く。
気づいた時にはもう遅い。
さんざん、ふてくされていた自分に
見合った現実が突きつけられるのだ。
「吊るされた男」のような絶望
まるでタロットの「吊るされた男」のよう。
終わりの見えない無限地獄に、足がすくんだ。
でも、この世に永遠はない。
これは私が介護から学んだこと。
有限だからこそ、意味が生まれる。
当時の私は受け入れられなかったが、
占い師・東弥として思う。
あの怒りは、自分を守るための叫び。
それは自分という車のガソリンになっていった。
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