第4回 女性性と男性性の統合｜ブレない私で選択する
「結局、どうしたらいいか分からない」
頭ではなんとなく分かっても
だから、どうしたらいいの？
ってところですよね。
感情を大切にしようとしても逆に苦しい。
理屈で考えても心が追いつかなくて苦しい。
女性性と男性性の
どちらを選べば正解なのか？
とても難しい問いですよね。
まずはそもそも
正解なんてないということを
大前提にしてください。
私たちは子供の頃から
【正しさ】を徹底的に
教育されてきました。
特にアラフォーより上世代は
この教育が当たり前でしたよね。
学校や社会にはそのほうが
都合がいいから。
でも実際に生きていると
それだけじゃ解決できないことばかり。
そんなときこそ
外の世界に目を向けるのではなく
自分の内側に目を向けて欲しいのです。
自分の中の女性性と男性性の存在に気付く。
その2つのバランスに注目する。
まずはここから初めてみましょう。
統合とは「どちらかを選ぶこと」ではない
女性性と男性性のバランスをとるとは
その2つを統合することでもあります。
統合とは、 感情を優先することでも、
理屈で押し切ることでもありません。
女性性の「こうしたい」を起点に
男性性が「そのために何を選ぶか」を
決める状態。
この順番が整ったとき
人はびっくりするくらい迷わなくなります。
ブレる人に起きていること
選択のたびに苦しくなる人は
- 感情を無視して決める
- 感情だけで決めて後悔する
この二択を行き来しています。
どちらも間違いではありませんが
片方だけでは長く続かないのです。
「自分軸」は感覚から生まれる
自分軸とは、強い意志ではありません。
- 少し怖いけど、納得できる
- 不安はあるけど、嫌じゃない
この静かな感覚が統合のサインです。
高揚感や確信はいりません。
続けられるかどうか、それだけです。
占いとの健全な関係
占いは、 「当てるもの」でも
「決めてもらうもの」でもありません。
自分の感覚を確認し
選択を後押しする道具です。
統合が進むほど
占いの結果に振り回されなくなります。
それは占いが不要になるのではなく
占いを使いこなせるようになるということです。
今日できる統合の問い
選択に迷ったら
こう問いかけてみてください。
- 私は本当はどうしたい？（女性性）
- それを叶える現実的な一手は？（男性性）
- その選択は、続けられそう？（統合）
この3つが揃えば
それはあなたにとって無理のない選択です。
無理がないから続く。
続いていけば
ジャッジすることもなくなり
自己否定をしなくなる。
自己否定しなければ、苦しみも減っていく。
これは良いスパイラルですよね。
このスパイラルを作り上げるのは
少し忍耐が必要です。
やり始めたらすぐできる！
というわけでもありません。
忍耐と時間は必要ですが
負のスパイラルを
永遠にぐるぐるすることから
抜けられるなら
やってみる価値はあると思いませんか？
シリーズを終えて
感情は、あなたの弱さではないです。
行動力は、あなたを
追い込むためのものではありません。
両方が手を取り合ったとき、
人生は派手に変わらなくても
確実にズレなくなっていきますよ。
鑑定のご案内
- 選択に自信が持てない
- 占いに依存してしまう
- 自分軸で生きたい
そんな方のために
本来は占いがあります。
未来を決めるためではなく
今のあなたが何を選びたいのかを
明確にするために。
答えは、外ではなく
あなたの中にある。
その声を一緒に確認する時間を
大切にしています。
