曽我部 キキョウ
自由人という名の不自由な人々 その4
「あたしは自由人なの」
そんなセリフに振り回された経験はありませんか。
本当の意味で自由な人になるために、
そして自由という免罪符を振りかざす人と
上手く付き合うために。
===目次===
(1)自由過ぎる人は、本当に自由なのか
(2)「自由」という名の地雷
(3)なぜ自由過ぎる人といると疲れるのか
(4)期待しない、変えない、深入りしない
(5)自由な人と、無責任な人の決定的な違い
(4)期待しない、変えない、深入りしない
己のことを「自由人」と言ってはばからない人でも、
社会生活を営む以上、
完全な孤立はありません。
周りの人もそうです。
どこかで必ず、誰かと接点を持っています。
自由過ぎる人と関わらざるを得ない場面は、
職場、家族、地域、友人関係など、 意外なほど多く存在します。
自由の免罪符をかざしている人と
あなたはどう接すれば
被害が少なくて済むのでしょう。
最初に必要なのは、
期待しないことです。
これは「諦め」のように聞こえますが
そうではなくて、
いわゆる仕様確認のようなものです。
気分で判断が変わる。
一貫性より快を優先する。
後処理の概念が薄い。
これらの特徴は、性格ではなくて、
その人の仕様です。
トースターで煮込みハンバーグを
作れると期待しない、
これと同じだと思ってください。
自由人の「機能」はそこまでだと
見極めることが肝心です。
次に大事なことが変えようとしないこと。
あなたは罪悪感を抱くかもしれませんが
そもそも人を変えようというのは
人の人生に介入し、
未熟さの後始末を引き受ける、という選択。
「変えない」のは冷たいのではありません。
人生の主権を、
お互いに取り戻すための、健全な線引きです。
さらに言えば、
自由人との関係が壊れる最大の原因に、
何でも話す、何でも頼る
何でも分かり合おうとする、
無制限契約があります。
契約が無制限だから破綻するのなら、
役割分担をしてしまえば大丈夫です。
雑談はいいけれど、相談はNGなど
ここはきっぱりと分けておく方が賢明です。
これは冷酷さではなく、事故防止策です。
最後に。
自由過ぎる人との距離は
感情ではなく、
設計として作り上げること。
感情で距離を取ると、
怒りが溜まり、罪悪感が生まれ、
関係は不安定になります。
しかし設計された距離には、
構造上の安全装置が働きます。
仲良くしようとするほど壊れる関係は、
感情の問題ではありません。
構造の問題なのです。
===つづく===
※一部構成及びタイトルを変更しました。悪しからずご了承ください。
※過去の記事はこちらでご覧いただけます。
※ほしよみ堂大阪アメ村店の記事はこちらです。
~~~~~~~~~~
曽我部キキョウ
~~~~~~~~~~
ほしよみ堂大阪アメ村店
2025年12月の出演日
3日、5日、6日、13日、14日、19日、21日、22日、24日、25日、28日、31日
ご来店、ご予約、お待ちしております。
★タロットカードレッスン行っています★
詳細はほしよみ堂 大阪アメ村店までお問い合わせください。
電話番号 070-9316-0272







