土用とは?気が乱れやすくトラブルが起きやすい時期をわかりやすく解説
ほしよみ堂埼玉大宮店・北千住店所属の
占い師、華凪めぐるです。
2025年も、
まもなく終わりを迎えようとしています。
一般的には「1月1日」が
一年の始まりですが、
九星気学では
立春を一年のスタートと考えます。
そのため、
新しい年を迎える前の1月には、
運気を切り替えるための大切な期間、
冬土用がやってきます。
土用は、 次の流れへ進むための準備期間。
このタイミングをどう過ごすかで、
立春以降の運気の流れが
大きく変わることもあります。
土用の意味や過ごし方を知って、
新しい一年をスムーズに迎える準備を
していきましょう。
⭐土用ってなに?
知らない人にもわかる開運の話
こんなこと、ありませんか?
• なぜか予定がスムーズに進まない
• 電化製品が立て続けに不調になる
• 気分が落ち着かず、イライラしやすい
• 人間関係で小さな行き違いが増える
もし心当たりがあるなら、
それは「土用」の影響かもしれません。
「土用の丑の日=うなぎ」
というイメージは強いですが、
実は土用は年に4回ある期間だと
いうことは、あまり知られていません。
土用とは、
**季節が切り替わる前の“調整期間”**
のようなもの。
もともと土用は、
土の神様
「土公神(どこうしん・どくしん)」が
支配する期間とされてきました。
土公神は、 大地や土を司る神様。
昔の人々は、
土用の間は土公神が地上に宿ると考え、
土を動かす行為を慎むように
なったのです。
その名残として、
引っ越しや工事、基礎づくりなど、
「土を動かすこと」は
土用に避けたほうがよい と
言われるようになりました。
春・夏・秋・冬、
それぞれの季節が本格的に始まる前に、
心や体、そして運気を整えるために
用意された時間が「土用」です。
⭐土用は年に4回ある
土用は、立春・立夏・立秋・立冬の直前、
約18〜19日間ずつ訪れます。
• 冬 → 春の前の土用
• 春 → 夏の前の土用
• 夏 → 秋の前の土用
• 秋 → 冬の前の土用
つまり一年の中で、
季節が変わるたびに必ず土用があると
いうことになります。
⭐土用は「止まる・整える」期間
九星気学では、
土用は「土」の気が強くなる時期と
考えます。
土は、
• 物事を受け止める
• 形を整える
• 次に進むための土台を作る
といった役割を持っています。
そのため土用は、
新しいことを始めるよりも、
調整や見直しに向いている時期です。
⭐土用は「気が乱れやすい」時期
土用は季節の変わり目にあたるため、
自然界の気が
不安定になりやすい時期でもあります。
人の気分が落ち着かなかったり、
なぜかイライラしやすかったり、
小さなトラブルが重なりやすいのも
この影響と考えられます。
九星気学的に見ると、
土の気が強くなりすぎることで、
流れが一時的に滞りやすくなるのです。
⭐土用は電化製品が壊れやすい?
「土用に入った途端、家電が壊れた」
という話は、
実は鑑定の現場でもよく耳にします。
これは迷信というよりも、
気の乱れによって
不具合が表面化しやすい時期と
考えると分かりやすいでしょう。
もともと限界に近かったものが、
土用の不安定な気の影響で
一気に表に出てくる、
というイメージです。
この時期は、
• データのバックアップを取る
• 家電の扱いを丁寧にする
• 無理に買い替えや修理を急がない
といった意識を持つだけでも安心です。
⭐土用は体調を崩しやすい時期
土用は気だけでなく、
体のバランスも崩れやすい時期です。
• なんとなく疲れが抜けない
• 寝てもスッキリしない
• 胃腸の調子が悪い
こうした不調が出やすいのも、
季節の切り替えに
体が追いついていないサイン。
この時期は、
「気合いで乗り切る」よりも
体をいたわることが最優先です。
⭐土用は人間関係のトラブルも出やすい
気が乱れやすい土用は、
人と人との間にも
影響が出やすくなります。
• ちょっとした一言が引っかかる
• 誤解が生まれやすい
• 感情的になりやすい
これは相手が悪いというよりも、
お互いに余裕がなくなっている状態。
大切なのは、
白黒つけようとしすぎないこと。
「今は土用だから」
と一歩引いて考えるだけで、
無用な衝突を避けやすくなります。
⭐だからこそ土用は鑑定が役に立つ
土用は、
• 動いていいのか
• 今は待つべきなのか
• 無理をしていないか
こうした判断が難しくなる時期です。
鑑定では、
今は攻めの時期か、守りの時期か、
決断しても大丈夫なタイミングか、を
具体的にお伝えしています。
迷いがあるまま動いてしまうより、
一度立ち止まって確認することで、
土用明けの流れが大きく変わることも
少なくありません。
⭐土用に避けたほうがいいと言われること
昔から土用の期間に
「やらない方がいい」
と言われてきたことがあります。
• 引っ越し
• 大きな契約
• 開業
• 家の基礎工事やリフォーム
これは「絶対にダメ」という
意味ではありません。
ただし、
勢いだけで進めると、
後から調整が必要になりやすい
という意味合いが強いのです。
⭐土用におすすめの過ごし方
土用は「動かない」期間ではありません。
おすすめなのは、
• 生活リズムを整える
• 身の回りを片づける
• 体調管理を意識する
• これまでの流れを振り返る
特に、 無理をしないことが開運ポイント。
疲れているなら休む。
迷っているなら一度立ち止まる。
それだけでも、
次の季節を
スムーズに迎えやすくなります。
⭐土用でも動いていい日
「間日(まび)」とは?
土用の期間中でも、
土の気が弱まる日があり、
それを「間日(まび)」と呼びます。
間日は、
土を動かすことを避ける必要がない日
とされ、
• 引っ越し
• 契約
• 工事や修理
• 大きな決断
などを行うのに、
比較的影響が出にくい日です。
「土用=すべて止めなければいけない」
というわけではなく、
間日を上手に使うことが
現実的な開運方法とも言えます。
それでも迷ったときは
間日であっても、
個人の運気や状況によっては、
慎重になった方がよい場合もあります。
特に、
• 人生に関わる大きな決断
• 引っ越しや独立
• 金額の大きな契約
などは、
日だけで判断せず、
全体の流れを見ることが大切です。
⭐土用の丑の日にうなぎを食べる理由
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、
「栄養をつけて、
季節の変わり目を乗り切る」
ための知恵です。
実は、 うなぎでなくても大丈夫。
• 「う」のつく食べ物
• 消化がよく、栄養のあるもの
を意識するだけでもOKです。
⭐土用の丑の日以外の土用にも
食の習慣はある?
実は、
土用の丑の日だけが特別なのではなく、
どの土用にも「食べて整える」という
考え方がありました。
土用は季節の変わり目。
体に負担がかかりやすいため、
その季節に合った食事で
体調を整えていたのです。
⭐春土用に向いている食べ物
春土用は、
冬から春への切り替えで
胃腸が疲れやすい時期。
• 豆腐
• 山芋
• 白身魚
など、
体に負担をかけにくいものが
おすすめです。
⭐夏土用に向いている食べ物
夏土用は、 体力が消耗しやすい時期。
• うなぎ
• うどん
• 梅干し
など、
エネルギー補給を意識した食事が
向いています。
⭐秋土用に向いている食べ物
秋土用は、 夏の疲れが出やすい時期。
• おかゆ
• さつまいも
• かぼちゃ
など、
胃腸を整える食事がおすすめです。
⭐冬土用に向いている食べ物
冬土用は、
体を冷やさず、
エネルギーを蓄えたい時期。
• 大根
• にんじん
• 味噌汁
• 鍋料理
など、
体を温める食事が向いています。
⭐土用は運気の切り替えスイッチ
土用は、
次の季節の運気を左右する
大切な準備期間。
この期間をどう過ごすかで、
その後の流れが変わることも
少なくありません。
「なんだか物事が進まないな」
と感じたら、
それは休むサインかもしれません。
⭐無理に進まず、 整えることを優先する。
それが、
土用を味方につける一番のコツです。
※土用の具体的な活用法や、
引っ越し・契約などの判断が
必要な場合は、
個別に鑑定でお伝えしています。
⭐2026年の土用・間日について
2026年の土用期間や間日は、
季節ごとに日付が異なります。
「いつ動いていいのか」
「間日をどう使えばいいのか」は
その方の運気や状況によっても
変わります。
⭐土用は“止まる”のではなく“整える”期間
土用は、
トラブルを恐れて
何もしない期間ではありません。
• 気が乱れやすいからこそ無理をしない
• 表に出やすい不具合に早めに気づく
• 間日を活用して賢く動く
この意識を持つだけで、
土用明けの流れは大きく変わってきます。
「今は動くべき?それとも待つべき?」
そんな迷いがあるときこそ、
一度立ち止まって
全体を確認することが開運への近道です。
【ご案内】
土用・間日の活かし方、
引っ越しや契約のタイミングなど、
個別の判断が必要な場合は
鑑定でお伝えしています。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
年に4回訪れる土用を知り、
上手く乗り切っていきましょう♪

──占い師・華凪めぐる🌙







