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芽百マミム

第10章 離婚後の新たな出会い

葛藤、そして正月に届いた一通の連絡

離婚してから、

誰かと新しく関係を築くことよりも、

まずは生活を整えること。

子どもたちを守ること。

そして、自分自身を取り戻すこと。

それだけで、

毎日は十分に満ちていた。

だからこそ、

正月に届いた一通の連絡は、

本当に…予想外だった。

それは、

昔、ほんの挨拶を交わした程度の人。

深く話したこともなければ、

特別な思い出があるわけでもない。

なぜか心がざわついた。

懐かしさでも、

嬉しさでもない。

もっと曖昧で、

説明のつかない感覚。

私はすぐに返事をしなかった。

どう受け取ればいいのか、

自分でも分からなかったから。

離婚後の私は、

以前とは違う。

誰かに期待されることにも、

期待することにも、

慎重になっていた。

心の奥で静かに動いた。

彼とのやり取りは

少しずつ始まった。

取りとめのない会話。

近況を伝え合うだけの、

穏やかな言葉のやり取り。

踏み込んでこない距離感が、

かえって心地よかった。

恋の始まりというより、

「もう一度、人を信じていいのか」という

問いに近かった。

母として、

一人の人間として、

今の私が選んでいい関係なのか。

何度も、

自分に問いかけた。

それでも、

やり取りをやめようとは思わなかった。

それは、

彼が特別だったからではなく、

私自身が

誰かと関わる自分を

否定しなくなっていたからだと思う。

離婚は、

心を閉ざすための出来事ではなかった。

むしろ、

自分の人生を

自分の手に取り戻したからこそ、

初めて向き合える感情があった。

この出会いが、

どこへ向かうのかは分からない。

でも、不思議な感覚だった。

タイミングといい。

無理に答えを出さなくていいと

今は思えている。

これは、

恋の物語というより、

再び人と向き合い始めた記録。

離婚後の新たな出会いは、

静かで、慎重で、

それでも確かに

私の人生に

新しい問いを投げかけていた。

その問いに向き合う準備が、

私はようやく

できたのかもしれない。

このやり取りが、

未来につながるのかどうか。

それは、まだ分からない。

けれど確かなのは、

私はもう

過去の延長線で人と向き合っていないということ。

守るために閉じるのではなく、

傷つかないために疑うのでもなく、

今の自分として、関わろうとしている。

それだけで、

十分すぎる変化だった。

この出会いは、

誰かに救われる物語ではない。

自分の人生に、

もう一度余白を許した記録。

その余白が、

何を連れてくるのか。

それは、

次の章で語ることになります。

今日もありがとうございました♡

11章へ続きます。

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