浄化を司る瀬織津姫 ― 責めなくていい、魂の解放期 ―
雪月花:「こんにちは
埼玉大宮ほしよみ堂占い師
八神雪月花です」
善壱：「こんこんなの〜！ご主人の式神、黒狐の善壱なの〜！」
雪月花：「今日は
『理由もなく疲れている』
『気持ちが重くて、前に進めない』
そんな方に向けた神託をお届けします。」
善壱：「ご主人……
今日は、なんだか静かな神様なの？」
雪月花：「そうだよ、。
今日は 瀬織津姫（せおりつひめ）。
魂の穢れを水に流す、
“浄化と解放”の女神様だよ。」
善壱：「浄化……
なんだか胸の奥に、しみる感じなの。」
雪月花：「それはもう、
瀬織津姫の気配を感じている証だね。」
瀬織津姫は“祓って、責めない”女神
雪月花：「瀬織津姫は
大祓詞（おおはらえのことば）に登場する神様。
人が生きる中で、
知らず知らずのうちに背負ってしまった
・罪
・穢れ
・念
・思い込み
・罪悪感
・過去の感情
それらを
川から海へ、
そして彼方へと流す役目を持つ女神です。」
善壱：「でも……
浄化って、怒られそうなの。」
雪月花：「瀬織津姫の浄化はね、
“裁く浄化”じゃないんだよ。
怒らない。
責めない。
ただ、重たくなったものを
静かに流してくれる。」
“浄化が必要な人”ほど、優しい
雪月花：「瀬織津姫が強く寄り添うのは、
こんな人だよ。
・何でも自分のせいにしてしまう
・終わったことを何度も思い返す
・人の気持ちを背負いすぎる
・我慢が当たり前になっている
・『私が悪かった』が口癖
・幸せになることに罪悪感がある」
善壱：「それって……
優しい人なの？」
雪月花：「そうだね。
だからこそ、魂に溜まっていくんだよ。
瀬織津姫の浄化は、
悪いものを消すことではなく、
“背負わなくてよかった重さを下ろすこと”。なの。」
魂の穢れは“生きてきた証”
雪月花：「穢れ（けがれ）という言葉は、
汚れのように思われがちだけど、
本来は“気（エネルギー）が枯れる”という意味。
誰かを大切にした証。
耐えてきた証。
生き抜いてきた証が、
魂に積もっただけ。」
善壱：「じゃあ……
穢れって、悪くないの？」
雪月花：「悪くないよ。
生きてきた証なの。
瀬織津姫は、
その証を否定せず、
水に溶かして循環させてくれる。」
占いに現れる《浄化と解放のタイミング》
雪月花：「瀬織津姫のエネルギーが働く時期は、占いではこんな形で現れます。
数秘術
・個人周期『9』
→ 手放し・魂の総仕上げ
四柱推命
・空亡／忌神が浮く時期
→ 過去感情の解放
宿曜
・安壊、命の揺れ
→ 魂レベルの浄化
西洋占星術
・冥王星／海王星の刺激
→ 無意識の洗浄」
善壱：「この時期、
理由なく泣く人もいるの？」
雪月花：「そうなの。
瀬織津姫は“理由を求めない浄化”を許す女神様
だからね。」
瀬織津姫が教える《魂の解放》
雪月花：「魂の解放はね
① 自分を責める癖に気づく
責めた瞬間、重さは増える
② 感情を流していいと許す
持ち続けなくていい
③ 「私が悪い」を手放す
それは事実ではなく、癖
④ 泣くことを止めない
涙は魂の水
⑤ 幸せになっていいと認める
浄化の先には、光がある」
善壱：「ご主人……
守れなかったことを思い出すと、
胸がきゅっとするの。」
雪月花：「それは、ぜんくんが優しかった証。
もう、流していいんだよ。」
善壱：「……流すの。」
雪月花：「大丈夫。
瀬織津姫が、そばにいるよ。」
今日の神託
あなたが背負ったものは
本来、あなたの罪ではない
水は流れ
魂は軽くなる
もう、下ろしていい
解放の先に
本当のあなたが待っている
― 瀬織津姫
あとがき
瀬織津姫の浄化は、
激しい変化ではありません。
気づいたら
・呼吸が楽になっている
・思い出しても苦しくない
・自分を責めなくなっている
・少し未来を思える
そんな
静かな奇跡として訪れます。
もし今、
理由もなく疲れているなら。
理由もなく泣きたくなるなら。
それは弱さではなく、
魂が
「もう軽くなっていい」
と言っているサイン。
瀬織津姫は、
あなたを裁かず、
ただ静かに流してくれます。
神々の声で“運命の人”へ導く。神託の案内人
八神雪月花
黒狐の善壱
より。
