馬道 東弥
ブログで10日間、介護のグチを叫ぶ｜家庭の中の役割という思い込みが私を縛っていた
介護の愚痴を吐き続けた10日間。
なぜ逃げられなかったのか？「役割」という呪縛と、
手放すための気づき
10日目の今日、少し立ち止まって
とうとう、10日目。
いくら介護を卒業したこととはいえ、
思い起こせばたくさん溢れ出てくるものです。
もちろん、学びもありました。
悪いことばかりではありません。
ただ、あの頃の私は
介護することが自分の役割だと感じていたのです。
だから、役割を放棄するという選択肢がなかったのです。
「役割」という思い込み
占い館にはそれぞれの立場とやるべきことがある
Taka先生がコラムで言及されていましたね。
これは組織がうまく回っていくために必要なこと。
でも、同じ役割といっても私の場合
家族の中において「私がやるべきこと」だと思い込んで、
無理を続けていただけなのです。
もし、役割だと思っていなければ。
素直に「できない」と言っていれば。
今頃こんな愚痴を吐き続けなくて良かったのかもしれません。
でも、やるべきことだと思ってしまった私は、
逃げるという選択肢があることを無視したのです。
「介護はできない」と言った時点で、
「使えない奴」だと夫から見離されたら……
離婚になったらどうしよう。
子どもたちと離ればなれになるのは困る。
なんて、いらぬ心配ばかりが頭をよぎり、
完全にパニック状態でした。
かわいそうな人だと言ってほしいわけじゃない
共感してほしいのではありません。
自分の思い込みのせいで
器用に生きられなかった人生を過ごしてしまったのです。
ただ、それだけ。
この澱んだ感情をどこかで吐き出さないと、
前に進めない気がしたのです。
この先も抱えて歩き続けるには重くて大きすぎる。
今は断捨離にも良い時期ですからね。
物理的な処分と同じように、
不要な感情は手放してスッキリしたかった。
そんなときに、タイミング良く
ほしよみ堂のブログで発信することに。
良い機会をいただくことができました。
手放すための10日間
占いの相談でも、よく感じることがあります。
「こうあるべき」
「これが私の役割」
そう思い込んで、自分を縛っている人がたくさんいる。
でも、その役割って
本当にあなたが引き受けるべきものですか？
「できない」と言ったら、本当に見捨てられますか？
もしかしたら、それは思い込みかもしれません。
私がそうだったように。
この10日間、愚痴を吐き続けてみて……。
感情を手放すには、
まず吐き出さなきゃいけないということ。
溜め込んだまま前に進もうとしても、
重くて動けないんです。
だから、あなたも遠慮なく吐き出してください。
愚痴でも、怒りでも、後悔でも。
東弥のところには
「役割」という呪縛から解放されたい人、
溜め込んだ感情を手放したい人
そんなふうに感じている人が来てくれたら嬉しいです。
まだ続きますよ
ですが、介護の愚痴吐きブログはまだ続きます。
今日は10日目を記念してちょっと休憩。
また明日、お会いしましょう。
あなたの話も、いつでもお待ちしています。
心を優しくほどく占い時間を、鎌倉で。
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