突然の別れ。

結婚も視野に入れての付き合いだったのに。

どうすればいいの！？

 

そんなあなたに贈ります。

 

恋が終わった夜に、人生を間違えないための話

＝＝＝目次＝＝＝

１．恋より先に、人生設計が壊れた夜

２．フラれた直後に、絶対やってはいけない3つのこと

３．次に進む前に、立ち止まったほうがいい理由

４．うまくいっていたのに終わった恋の、現実的な理由

 

 

１．恋より先に、人生設計が壊れた夜

 

普通の会社員、普通に彼氏がいて

年齢的なことも考えて、

順調にいけば結婚すると思っていた。

 

その矢先の別れ話。

 

そのまま、「はい、そうですか」と

すんなり現実を受け入れがたい状態でしょう。

 

まるで世界が終わったかのような衝撃を

感じる場合もあります。

 

なぜそこまでのショックなのか。

失恋はこれまでにもしてきたはずです。

 

今回は何が違うかというと、

そこに人生設計が加わっているから。

 

結婚する約束が

あったにしろ、確約していなかったにしろ

自分としては結婚を想定したはず。

 

そこで別れ話が出てしまうと、

この将来の設計図が

急に白紙化されてしまいます。

 

あなたは普通にお勤めをし、

普通にお付き合いをして、

何となくこのまま、この人と一緒にいると、

どこかで油断していたかもしれません。

 

だからこそ、衝撃は倍々ゲームのように

大きくなってしまっています。

 

さらに友達の結婚、出産の話は

あなたを焦らせる要因に。

自分の年齢も、それに輪をかけます。

 

もうパニックになるしかない状態です。

 

大きな問題のない恋が

突然終わる理由はたいていこれです。

 

温度差、

覚悟の差、

人生フェーズのズレ。

 

つまり、誰かが悪かった話ではありません。

 

さらにパニック状態ですから、

自分を責めようとするでしょうけれど

少し待ってください。

 

まず、感情面の失恋というショックと

構造面の、人生設計の崩壊を

分けて考えましょう。

 

分けて考える、というのは

気持ちを切り離せ、という意味ではありません。

 

今あなたの中で起きているのは、

同時多発の崩壊です。

 

彼を失ったショック、

未来が消えた不安、

年齢と時間への焦り、

「また一から？」という絶望感。

 

これらが一気に押し寄せて、

脳が処理落ちしている状態です。

 

だから今は、

冷静な判断などできなくて当たり前。

 

ここで一番やってはいけないのは、

「全部ひっくるめて、私のせいだ」と

結論を出すことです。

 

「私に魅力がなかったから」

「もっと○○していれば」

「見る目がなかったから」

 

そうやって自分を裁くと、

一瞬だけ安心するからです。

 

必要なのは答えでも反省でもありません。

 

まずは何が壊れて、何がまだ残っているのか

それを正確に見ること。

 

恋は終わりました。

でも、あなたの人生そのものが

否定されたわけではありません。

 

あなたが今、立ち尽くしているのは

弱いからではありません。

未熟だからでもありません。

 

人生設計が壊れた直後だから。

 

この状態で下す決断は、

たいてい「回復」ではなく「逃避」になります。

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