プトレマイオス靖子
新しい年の祝福の中で ― 私と占い
新しい年が、静かに、そして晴れやかに始まりました。
街の空気も、朝の光も、どこかやわらかく感じられるこの季節。
改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月は、特別なことをしなくても、
ただ「新しい年を迎えた」という事実そのものが、
小さな祝福のように胸に届きます。
昨日までの続きでありながら、
確かに“ここから”という節目がある——
そんな不思議な時間です。
私は占い師として、日々さまざまな方のお話を伺っています。
迷い、揺れ、立ち止まりながらも、
それぞれの人生を大切に歩もうとする姿に触れるたび、
占いとは何かを、あらためて考えさせられます。
私にとって占いは、未来を断定するものではありません。
何かを当てるためでも、急かすためでもなく、
いま自分がどんな場所に立っているのかを、
静かに照らし出すための時間だと思っています。
人は、正解を知りたいようでいて、
本当は「この選び方でいいんだろうか」と、
自分自身に問いかけ続けています。
占いは、その問いにそっと寄り添い、
選び直すことも、立ち止まることも、
すべて肯定してくれる存在です。
新年だからといって、無理に目標を掲げなくても大丈夫。
勢いよく進めなくても、ちゃんと祝っていい。
呼吸を整え、心を整え、
自分の歩幅を思い出すことも、立派なスタートです。
この一年が、誰かにとっての再出発になったり、
安心して立ち止まれる時間になったり、
小さな希望を見つける年になりますように。
今年も占い師として、必要な方に、必要な言葉を。
占いを通して、そっと灯りを手渡すような時間を
大切に積み重ねていきたいと思っています。
この年が、あなたにとって
やさしく、あたたかく、
何度でも選び直せる一年でありますように。
占い師 プトレマイオス靖子







