プトレマイオス靖子
失くしたピンクダイヤと、静かな別れ
今日、お気に入りの指輪から
ピンクダイヤが落ちて、無くなってしまいました。
正直に言えば、とても大きな損失です。
悲しい気持ちも、もちろんあります。
それでも不思議なことに、
自分でも驚くほど動揺は少なく感じています。
「これも御縁なのだな」
そんな言葉が、自然と心に浮かんできました。
もしかしたら、
何か悪いものを持っていってくれたのかもしれません。
そう思えるほど、心は静かでした。
石にも、それぞれ役目があるのだと思います。
占い師として見ていると、物が離れるときは、運の流れが次の段階へ移る合図であることも少なくありません。
そばにいる時間があれば、
去るときもあるのでしょう。
今まで、私の指で光ってくれて、ありがとうございます。
守ってくれて、支えてくれて、ありがとうございます。
失くしたという出来事よりも、
ちゃんと「ありがとう」と伝えられたことのほうが、
今日は少しだけ大切に感じられました。







