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判断が止まる瞬間④

 

④アドバイスを“自分のもの”に変える練習法

― その場で使えなくても応用力は育つ

 

 

不意にもらったアドバイス。

 

 

その瞬間は受け取れなかったのに、

後になってから思う。

 

 

「取り入れればよかった」

 

「もったいなかった」

 

 

この後悔を繰り返すと、

自分にこう言いたくなります。

 

 

「私は応用力がない」

 

「瞬時に判断できない」

 

 

でもここまで読んできたあなたなら、

もう気づいているはずです。

 

 

応用力とは才能ではなく、

心の扱い方です。

 

 

そして実は、

その場で使えなかったとしても

応用力は育てられます。

 

 

 

応用力がある人は「その場で完璧に変えない」

 

まず大前提として。

 

 

応用力がある人は、

その場で全てを切り替えているわけではありません。

 

 

彼らがしているのは

 

小さく持ち帰ること。

 

 

「全部変える」ではなく

 

「少しだけ試す」

 

 

この感覚があるから、

心が固まりません。

 

 

 

練習① その場で答えを出さなくていい

 

アドバイスをもらったとき、

すぐに決めようとすると心が緊張します。

 

 

だから最初の練習はこれです。

 

 

即決しない許可を出す。

 

 

言葉にするなら、

 

「ありがとう、ちょっと整理してみます」

「一度持ち帰りますね」

 

これだけで心の防御反応が弱まります。

 

 

応用力はスピードではなく

余白から生まれます。

 

 

 

練習② 「全部」ではなく「一部だけ」取り入れる

 

真面目な人ほど

アドバイス=大きな変更

に感じてしまいます。

 

 

だからこう問いかけます。

 

 

「この中で1%だけ使うならどこ?」

 

 

たとえば

 

 

・順番を少し変える

・一部分だけ試す

・考え方だけメモする

 

 

応用とは、革命ではなく微調整です。

 

 

 

練習③ 心の中の抵抗を否定しない

 

受け取れないとき、

心の中には必ず抵抗があります。

 

 

「予定が崩れるのが怖い」

「否定された気がする」

「失敗したくない」

 

 

ここで大切なのは

 

抵抗を消そうとしないこと。

 

 

心理的には

抵抗はあなたを守るために出ています。

 

 

だからこう言ってあげる。

 

 

「怖いよね。でも少しだけなら大丈夫」

 

 

応用力がある人は

自分を急かさない人です。

 

 

 

練習④ アドバイスを「材料」として保存する

 

その場で使えなくてもいい。

 

 

でも後から活かすには

流して終わりにしないこと。

 

 

おすすめは

アドバイスをこう分類することです。

 

 

・今すぐ使える

・後で試す

・今は違うけど覚えておく

 

 

応用力がある人は

人生を“ストック型”で生きています。

 

 

経験も助言も、材料になる。

 

 

 

練習⑤ 後悔を「学び」に変える質問

 

最後に。

 

後から「受け取ればよかった」と思ったら

自分を責める代わりに

こう聞いてください。

 

 

「次に同じ場面が来たら、何を1つ変える?」

 

 

この質問は

応用力の筋トレです。

 

 

後悔を繰り返す人は止まり、

学びに変える人は伸びます。

 

 

 

応用力とは「切り替え力」ではなく「回復力」

 

応用力は、瞬時の判断力ではありません。

 

 

揺れたあとに戻れる力。

 

固まったあとに動ける力。

 

 

その力がある人は、

人生の流れに乗れる人です。

 

 

 

次回は、

応用力の本質である

「回復力」についてまとめていきます。

 

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