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愛藍姫 トリコ

光のないトンネルで辿りついた光 ――線維筋痛症とともに過ごした、静かな再生の時間

*続トリ物語*

光のないトンネルで辿りついた光
――線維筋痛症とともに過ごした、静かな再生の時間

 

 

二度目のアクシデントのあと

私はさらに長く深いトンネルに入った

 

それは、出口が見えないというよりも

光という概念そのものが存在しない世界だった

生きている感覚が

少しずつ遠のいていく

 

誰かと話す力も助けを求める気力もなかった

 

連絡を取ることもなく

ただ横になり続ける日々

 

家族とも話さないと言うか話せない日もあった

病院へ辿り着ける状態ですらなく

「今は、症状が落ち着くのを待つしかない」
そう直感的に感じていた

 

今までの経験からも
どうせ何かを話しても理解されない

だから無理に説明しようとすることが

かえって自分を傷つける気がした

 

そして黙って一人で横になることを選んだ

それが、当時の私にできる

精一杯の「自分を守る行為」だった

 

何年ものあいだ、私が見ていたのは天井と壁

そして窓の向こうに広がる空だけ

この感覚は、言葉では説明し尽くせない

 

わかる人には、きっとわかる
でも、わからない人には、まったく伝わらない世界だと思う

 

そんな暗闇の中で、知人の紹介で
疼痛外来の先生との出会いがあった

 

そこで私は初めて

「痛みを消すこと」だけが治療ではないと知った

マインドフルネス瞑想、ヨガ、呼吸法

「痛いときこそ、今に集中してみてください」
「痛みから逃げるのではなく、今の感覚に戻ること」
最初は正直、よくわからなかった

 

それでも続けるうちに

痛みと闘わなくてもいい時間が

ほんの少しずつ生まれはじめた

 

その数年後に、私はヒーリングと出会った

 

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