空馬羽津呂
2026年2月 1月生まれさんへ――水面下で進むものの話
2026年2月 1月生まれさんへ
――水面下で進むものの話
空馬羽津呂(そらまうつろ)
力を入れていないのに、少しずつ状況が変わっている。
そんな感覚が、2月の1月生まれさんにはあるかもしれません。
目に見える成果はまだ少ない。
周囲からも、大きな変化があったようには見えない。
それでも内側では、確実に段階が進んでいます。
2026年2月の1月生まれさんは、
「前に出る」よりも「位置が変わる」時期にいます。
何かを始めるというより、
すでに始まっていた流れの中で、
自分の立ち位置が静かに調整されていく。
そんな時間です。
1月生まれさんは、もともと責任感が強く、
物事を自分の力で動かそうとする傾向があります。
状況を把握し、判断し、決断する。
その姿勢が、これまで多くの場面で役に立ってきたはずです。
けれど2月は、
「自分が動かなくても進んでいるもの」に気づく月です。
誰かの一言。
偶然入ってきた情報。
何度も目にするキーワード。
それらはすべて、
無理に掴みにいかなくても、
自然と手元に集まってくるものです。
今月大切なのは、
流れを作ろうとすることよりも、
すでに動いている流れを邪魔しないこと。
焦って結論を出さない。
今すぐ形にしようとしない。
「まだ途中」という状態を、許してあげてください。
特に仕事や役割の面では、
見直しや再配置が水面下で進みやすい時期です。
今の立場は、このままでいいのか。
背負っているものは、本当に必要か。
その問いが浮かんできたなら、
答えを急がず、問いのまま持っていて大丈夫です。
2月は、答えよりも「違和感の正体」を探る月。
違和感は、否定ではなく、更新の兆しです。
人間関係でも同じことが起こりやすくなります。
以前は自然だった距離感が、
少し重く感じられるかもしれません。
それは冷めたわけでも、関係が壊れたわけでもなく、
今のあなたに合う形へと、
関係性が移行しているだけです。
無理に合わせない。
説明しすぎない。
自然な距離に戻すことを、自分に許してください。
1月生まれさんは、
「ちゃんとしていない自分」を許すのが少し苦手です。
けれど2月は、
曖昧で、途中で、未完成な状態こそが、
最も正確な場所になります。
何かを決めきれない自分。
まだ言葉にならない感覚。
それらは弱さではなく、
次の段階に移るための準備です。
2026年2月は、
表で何かを成し遂げる月ではありません。
その代わり、
この時期に整えた「内側の位置」が、
春以降の展開を大きく左右します。
だから今は、
力を抜いて、気づくこと。
もう始まっているもの。
すでに終わっているもの。
その境目に、静かに立っていてください。
動かなくても、
流れはちゃんと、あなたを運んでいます。
— 空馬羽津呂







