風河フーガ
恋愛でタロット「塔」が出たとき ――悪いカード? 諦めたほうがいい?
彼女は、彼が好き。
「この人しかいない」と思い、勇気を出して告白し、付き合い始めた。
彼はバツ2。
優しくて誠実だけれど、
過去の経験から、自分に自信をなくしていた。
そんな二人の関係で出たカードが
塔(タワー) だった。
「え、塔って最悪のカードじゃない?」
「もう終わるってこと?」
「やっぱり諦めた方がいい?」
そう思う人は多い。
でも、
塔=別れ・破滅
と読むのは、タロットの一部しか見ていません。
崩壊するのは「関係」ではない
塔が意味する崩壊は、
現実そのもの ではありません。
崩れるのは、
彼の中に長年積み上がってきた
女性に対するイメージ です。
- また別れてしまうのではないか
- どうせ最後はうまくいかない
- 自分は愛され続ける人間じゃない そうやって、
過去の失敗から作り上げた。
「守るための思い込み」。
彼が本当に怖がっているもの
塔が出るとき、
人は強い衝撃に直面しています。
彼の場合それは、
- 彼女を大切に思ってしまったこと
- 失うかもしれない存在ができたこと
- 本気になってしまった自分自身
その怖さです。
「また失うくらいなら、
最初から深く関わらないほうがいい」
そんな無意識の防衛反応が、
心の中で雷のように走った。
それが、塔。
塔は「壊れなければ進めない場所」
このカードは、
彼にこう問いかけています。
その考え方のままで、
本当に幸せになれる?
過去の延長線にいる限り、
同じ不安を、同じ場所で繰り返す。
だからこそ必要なのが、
思い込みの崩壊。
- また別れるかもしれない
- 幸せは続かない
- 自分には無理だ
その前提を、
一度、壊す必要がある。
塔は「希望のカード」でもある
塔は厳しいカードです。
でも同時に、
本音に触れたときにしか出ないカード でもあります。
彼は今、
彼女を失うことを「怖い」と感じている。
それはつまり、
本気になっている証拠。
何も感じていなければ、
塔は出ません。
だから、諦めるカードではない
塔が出たからといって、
諦める必要はありません。
ただし、
今までと同じ考え方のままでは、
前に進めない。
彼に必要なのは、
「うまくいかなかった過去」ではなく、
「今ここにいる彼女」を見ること。
塔は、
そのための強制リセット。
怖いけれど、
壊れた先にしか、
新しい関係は立ち上がらないのです。
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