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あぐり

10年寄り添った彼が結婚を決めてくれない…

10年もお付き合いているのに、なぜか彼が結婚しようとしません。どうしたらいいでしょうか。

易を立てたところ、雷沢帰妹(らいたくきまい)五爻。
この卦は静かな警鐘のようなものを告げています。

帰妹とは「妹が嫁ぐ」こと。

本来の順序ではなく、どこか“事情”や“感情”が先に立って進む結婚を象徴します。

雷(上)は動き、衝動。
沢(下)は喜び、情。

つまり、心は動いている。愛もある。
けれど、足元に静かな揺らぎがある。
順序や立場が、完全には整っていないのです。

あなたは十年以上、彼と歩んできた。
時間は嘘をつきません。情も積み重なっているでしょう。
それでも「結婚」という形が定まらない。

ここで五爻です。

五爻は中心の位。
物事の核に触れる場所。
そして帰妹の五爻は、こう語ります。

――飾らず、控えめに。
――過度に求めず、自然に正す。

強く迫れば、帰妹は乱れます。
不安から「いつ?」「どうして?」と詰めれば、雷は暴れます。

しかし五爻は違う。
自分の価値を下げず、しかし威圧せず。
“正妻の器”を静かに保つ姿勢を求めます。

ここで大切なのは、
「彼を動かすこと」ではなく、
「あなた自身の立ち位置を正すこと」。

十年という歳月の中で、
あなたはすでに“妻の役割”を果たしていませんか。
安心を与え、待ち、支え、受け入れ続けていないでしょうか。

帰妹は、関係が“都合のよい形”に固定されることを警告します。

結婚したいなら、
まず必要なのは覚悟です。

静かに、しかし明確に、
「私は結婚を望んでいる」
と伝えること。

それは詰問ではありません。
宣言です。

そして、その上で相手の返答を受け取る勇気。

五爻は吉凶半ば。
整えば吉。
曖昧にすれば流れる。

ここで問われているのは、
彼が決めるかどうかではない。

あなたが、自分の人生を決められるかどうかです。

雷沢帰妹は、
恋の終わりを示す卦ではありません。
けれど、「形なき関係」に甘え続けることへの注意です。

結婚とは契約であり、責任であり、社会的な宣言。
情だけでは足りません。

彼と結婚する方法は一つ。

あなたが自分の望みを、
柔らかく、しかし揺らがずに示すこと。

それでも応じないなら、
そのとき初めて次の問いが生まれます。

――私はこのままで本当に幸せか。

易は未来を固定しません。
けれど、姿勢を正します。

十年という歳月は、
あなたを軽く扱ってよい時間ではない。

雷は鳴ります。
けれど、湖面が静かなら、
その響きはやがて整います。

あなたの人生の主導権は、
今、あなたの手にあります。

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