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阿佐霧 峰麿

三度目の正月に、立ち止まる

今日から一年が始まる。

 

 

そう聞くと、

少し意外に感じるかもしれません。

 

 

 

実は、新年は一度ではありません。

 

 

1月1日。

 

立春。

 

そして旧正月。

 

 

 

2026年は、

今日が三度目の始まりです。

 

 

 

暦は不思議です。

時間は一本の線のように進んでいるのに、

節目だけが何度も訪れます。

 

 

そのたびに戻ってくるのが、同じ問いです。

 

 

 

自分はどこへ向かっているのか。

 

 

 

 

 

 

昨日、Netflixで「ひゃくえむ」を観ました。

 

 

 

100メートルに人生をかける物語です。

 

わずか10秒。

 

けれどその一瞬のために、

長い年月が差し出されます。

 

 

 

 

スタートの直前まで積み重ねたものが、

すべてそこで露わになります。

 

 

 

 

走り終えた瞬間、結果が出ます。

 

 

言い訳も、調整もできません。

 

 

 

 

静かな競技ですが、

 

そこには残酷なほど

はっきりした輪郭がありました。

 

 

 

 

 

 

観ながら、何度も考えていました。

 

 

人はどうして、

ここまで一つのことに

時間を預けられるのでしょう。

 

 

 

才能があると言われて始めた人。

気づけばそこにいた人。

逃げ場として走り続けた人。

理由は違います。

 

 

それでも最後には、

同じスタートラインに並びます。

 

 

 

 

 

 

途中で、ある感覚が浮かびました。

 

 

 

彼らを支えているのは、

結果だけではないのかもしれない。

 

 

 

なぜ走るのか。

 

 

その理由がどこかにあるから、

あの場所に立ち続けられる。

 

 

 

 

頂点に立てるのは一人です。

 

 

これはきっと、

スポーツだけの話ではありません。

 

 

仕事でも、

評価される人がいます。

そうでない人もいます。

 

 

努力と結果が、

きれいに重ならないこともあります。

 

 

 

 

それでも続けている人を見ると、

 

支えは、結果とは別の場所にある

ように感じられます。

 

 

 

 

 

 

三度目の正月は、

「始めるぞ」という気分になる日

というより、

静かに問いを置いていく節目です。

 

 

 

お前は、どこに時間を差し出すのか。

 

 

 

 

正直に言えば、

私は何か一つに人生を賭けてきたと、

まったく言い切れません。

 

 

気づけば、いつも

本能に押されるように進んできました。

 

振り返ると、

ずいぶん異色の経歴です。

 

 

 

計画して選び続けたというより、

 

その時々で「なぜかこちらだ」

と感じる方向へ動いていました。

 

 

 

一本道を走ってきた人を見ると、

どこか眩しさを覚えることがあります。

 

 

 

 

 

 

でも、離れようとしても、

なぜか戻ってしまう場所がありました。

 

 

 

気づけばまた向き合っています。

 

手放したはずなのに、

関係が切れていません。

 

 

 

意志の強さというより、

もっと静かな、引力のようなものに近い

のかもしれません。

 

 

 

 

 

 

もし走り続けた先で

頂点に届かなかったとしたら

 

そのとき、人を支えるのは何でしょう

 

 

 

観終わったあと、

しばらく動けませんでした。

 

 

その問いが残ったためです。

 

 

 

 

 

 

納得なのかもしれません。

 

 

自分はなぜこれを続けてきたのか

そこに自分なりの答えが

あるのかどうか

 

 

 

 

結果だけに意味を預けると、

届かなかったときに

歩いてきた時間まで揺らぎます。

 

 

 

けれど理由が残っていれば

積み重ねた日々までは失われません

 

 

 

 

人は案外、

勝つためだけに走っているわけではない

のかもしれません。

 

 

 

走る理由を確かめるために、

走っていることもあります。

 

 

 

 

 

 

節目が年に三度あるのは、

やり直すためではありません。

 

 

 

立ち位置を確かめるためです。

 

 

 

速さではなく、向き。

 

 

結果より先に、

理由が人を運んでいきます。

 

 

 

 

 

三度目の始まりに立ちながら、

いまはそんなことを考えています。

 

 

 

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言葉でも、声でも、対面でも──

その日のあなたに合う距離で。

 

そっと寄り添える場所として、

ここにあります。

 

 

 

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