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姉倉 花姫

貴方が罰を与え続けられるわけ 40才からの初恋成就シリーズ

ルールと自己卑下は

表裏一体

 

 

ルールや
マニュアルをつくれば、

「統一された、均一な世界」が
できるのでしょうか。

 

いえいえ。

 

本当はその瞬間から、

「違反者」が生まれ続けます。

 

 

「こうあるべき」

「美しくあるべき」

「正しくあるべき」

「べき」が生まれれば、

そこから外れた人は
「罪人」になります。

 

 

そして罪人が生まれれば、

今度は

 

 

「処罰するためのルール」が
必要になります。

 

いつしか人は、

 

罰せられないために
正しくあろうと努力する。

 

洗練されていない自分を恥じ、

未熟な自分を隠し、

欲深い自分を嫌い、

 

自己卑下によって
自分自身を粗末に扱い始める。

 

あるいは反対に、

 

その「恥」を認められない人は、

 

気位の高さによって
自分を守り、

 

傲慢さとして
それを外側へ表していく。

 

恋愛も同じです。

 

恋愛の中に

 

小さなルールや
小さなタブーを

 

自分や周囲に
たくさん課している人。

 

知らず知らずのうちに、

 

 

ご自身を罰していませんか?

 

あざといのはダメ。

破廉恥なのはダメ。

自分から欲しがったらダメ。

みんなより
前に出たらダメ。

横一列に
お行儀よく並んで、

自分からは前に出ず、

その状態で

「私だけが選ばれなければダメ」。

 

一番に選ばれて、

一番に愛されて、

一番大切にされなければダメ。

 

それを

「私は謙虚だから」

と呼んでいませんか?

 

それは、
謙虚さのあらわれではありません。

 

むしろ、とても巧妙な

「あざとさ」

なのかもしれません。

 

自分は欲しがらない。

 

自分は手を伸ばさない。

 

自分は前に出ない。

 

 

だけど、

「そんな私を見つけて、
一番に選んでください」。

 

そして

選ばれなかったときには、

「やっぱり私は愛されない」

「私には価値がない」

そうやって
自分を処罰する。

 

これは

 

自己卑下であり、

 

自己処罰です。

 

そして、

 

自分を罰することに
慣れている人は、

 

自分を罰する人を
どこかで受け入れてしまいます。

 

粗末に扱われても、

待たされても、

無視されても、

尊重されなくても、

心のどこかで

 

 

「私なんて、こんなもの」

と。

 

だから。

横一列に並んで、

誰よりも慎ましく、

誰よりも我慢して、

誰よりも「いい女」でいれば、

いつか王子様が

「君だけは特別だ」

と見つけてくれる。

 

 

そんな物語を
待ち続けなくてもいいのです。

 

あなたが最初に
やめなければならないのは、

 

誰かを追いかけることではなく、

 

自分を罰すること。

 

自分を罰している世界で
あなたを見つけるのは、

 

王子様とは限りません。

 

むしろ、

あなたを粗末に扱う人。

あなたに我慢を強いる人。

 

あなたへ繰り返し
「処罰」を与える人かもしれない。

 

だから、

「愛されるためのルール」を
増やすのではなく、

 

ひとつずつ

 

自分に課したルールを
外していく。

あざとくてもいい。

欲しがってもいい。

前に出てもいい。

選ばれたいと言ってもいい。

そして何より、

選ばれなかった自分を
罰しなくていい。

 

恋愛は、

 

正しくできた人への
ご褒美ではありません。

 

愛は、

模範解答を書けた人だけに与えられる

賞品でもありません。

 


 

姉倉花姫

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