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兵主部久談

怖さがなくなるまで待っていたら、動けないことがあります

転職したい。

関係を変えたい。

親元を離れたい。

自分の望みは分かっているのに、考えるほど怖くなって動けないことがあります。

 

そんなとき、「怖くなくなったら動こう」と思うかもしれません。

ただ、怖さには、危険を知らせて止めてくれるものと、未知の変化を前にして生まれるものがあります。

 

後者は、待っていれば必ず消えるとは限りません。

怖さをなくしてから動くのではなく、怖さの中身を確かめ、安全な大きさで動くことが必要な場合があります。

怖いという感覚は、無視しなくていい

怖くても進めばよい、という話ではありません。

 

相手から脅されている。

何度も約束を破られている。

生活や健康を守れない状況がある。

具体的な危険や損失が見えているなら、その怖さは立ち止まって確認するための大切な知らせです。

 

怖さを乗り越える前に、まず「何が起きるのが怖いのか」を言葉にしてみてください。

現実に起きていることが見えれば、必要なのが挑戦なのか、安全の確保なのかを分けやすくなります。

変化そのものが怖いこともあります

一方で、危険が迫っていなくても、今までと違う選択には怖さが出ます。

 

断ったことがない人が断る。

人に合わせてきた人が自分の希望を伝える。

安定した仕事を離れる準備を始める。

慣れた役割から外れると、正しい選択をしていても落ち着かないことがあります。

 

この怖さは、「その道が間違っている」という予言ではありません。

まだ経験がなく、結果を予測できないために起きている反応かもしれないのです。

怖さが消えることを、出発の条件にしない

怖さがなくなるのを待っている間は、何も決めなくてよいため、一時的には安心できます。

ただ、動かない期間が長くなるほど、未知のものは未知のままです。

 

そこで、人生を一度に変えるのではなく、戻れる範囲で試してみます。

 

転職なら、すぐに退職せず求人を見る。

人間関係なら、すべてを終わらせる前に、まず一つ断って相手の反応を見る。

住む場所を変えたいなら、候補地へ行ってみる。

 

小さく動くと、頭の中の想像だけでは分からなかった現実が見えてきます。

その情報を使って、進む、止まる、方法を変えるという次の判断ができます。

昔の反応が、今の選択を止めることがあります

約15年間、人の心に向き合い、記憶や反応に働きかけるワークを2万回以上重ねてきた中で、現在の出来事以上に、過去に身についた反応が強く出ている場面を数多く見てきました。

 

以前、意見を言って強く否定された。

自分で決めて失敗したときに責められた。

そんな経験が、今の選択に重なることがあります。

 

過去には必要だった反応が、現在の選択にも同じ強さで必要とは限りません。

怖がる自分を責めるのではなく、「この怖さは、今の危険を見ているのか。昔の出来事を思い出しているのか」と分けてみることが大切です。

占いでは、怖さと未来を一緒に見ます

占いでは、進んだ場合と進まなかった場合の未来、動く時期、周囲や相手の反応、今足りない準備を見ていきます。

 

未来を決めつけるためではありません。

何が現実的な注意点で、何が変化に伴う不安なのかを整理し、自分で選べる大きさまで一歩を小さくするためです。

 

進む方向は分かっているのに身体が止まるときは、「占いの答えが分かっても動けないあなたに、私ができること」の記事も参考にしてください。

怖さを連れたまま、動けることもあります

安心してから動くのではなく、動いた経験によって少しずつ安心が増えることがあります。

 

怖さがあるから中止するのでも、怖さを無視して飛び込むのでもありません。

怖さが知らせているものを確かめ、準備をし、戻れる一歩から始める。

 

必要なのは、まったく怖くない自分になることではなく、怖さがあっても自分で選べる状態をつくることです。

兵主部久談(ひょうすべ・くだん)

ほしよみ堂所属、ほしよみ堂町田店に出演。
周易、陰陽師カード、数秘術、手相、ダウンジングなどを使って鑑定しています。

約15年間、人の心と向き合ってきた経験を生かし、相手の気持ちや未来だけでなく、【無意識の思考や行動のパターン】を読み解くことを得意としています。

恋愛や人間関係で、
「なぜ、いつも同じことで悩むのだろう」
「どうして同じような恋愛を繰り返すのだろう」
そんなときは、一緒にその奥を見ていきましょう。

出演日:火・水・木(18時まで)・金・土

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