白樺マーシャ
断水した夜、茶色いお湯でモスクワを思い出した
昨日の夕食後。
さて、
片づけようかなと思って
蛇口をひねったら、
水が出ない。
「あれ?」
ちょうどお風呂にも
お湯をためている最中でした。
少し待てば戻るかな、
と思っていたところ、
マンションの自治会からも
断水しているようだとの連絡が。
こうなると、
もう待つしかありません。
娘とカードゲームをしながら
しばらく過ごしていたら、
40分ほどして、
ようやく水が出ました。
よかった。
と思ったのも束の間。
蛇口から出てきた水が、
まっ茶色(笑)
お風呂のお湯も
そのままでは入れないくらいで、
全部入れ替えることに。
しばらく水を流しているうちに、
だんだん色は薄くなってきました。
完全に透明、
というところまではいかなかったのですが、
もう今日は仕方ない。
うす茶色のお湯のお風呂に
入りました。
そこで、
なんだか急に懐かしくなったんです。
「あ、これ、
モスクワのお湯みたい」
モスクワに住んでいた頃、
蛇口から出るお湯が
少し茶色っぽいことは
珍しくありませんでした。
シャワーの勢いが弱かったり、
水質が日本とは違ったり。
最初の頃は、そのたびに
違和感を感じていました。
お湯の色や、
シャワーの使い心地ひとつでも、
暮らす場所が変わると
こんなに違うんだなと
思ったのを覚えています。
でも、
それも毎日のことになると、
いつの間にか
あまり気にしなくなるんですよね。
日本に戻ってからは、
今度は反対に、
蛇口をひねれば
無色透明の水が出てくることに、
すっかり慣れていました。
昨日も断水するまでは、
そんなことを考えたこともなかった。
でも、
うす茶色のお湯を見た瞬間、
「ああ、そうだった。
あの頃はこれが普通だったな」
と、モスクワで暮らしていた頃のことを
思い出しました。
慣れてしまうと、
それがありがたいことだったなんて、
いちいち考えなくなるんですよね。
日本に戻ってきたばかりの頃なら、
きっともっと
水のきれいさに驚いていたはずなのに。
何年も暮らしているうちに、
それもすっかり日常になっていました。
昨日の断水は、
正直ちょっと困りました。
でも茶色いお湯を見たことで、
普段、
何気なく使っている水のことを
久しぶりに意識しました。
蛇口をひねれば、
きれいな水が出る。
毎日のことすぎて、
普段はほとんど気にしないけれど、
やっぱり、
ありがたいことなんだなと思います。
昨日は、
そんなことをあらためて感じた夜でした。
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原宿ほしよみ堂所属占い師
白樺マーシャ
2026年9月より、
美月マーシャから白樺マーシャに改名しました🌿
役割を脱いで、本音を着る。
自分らしい幸せを、整える。
ロシアで出会った女性たち、
日本茶や季節のこと、
暮らしの中でふと感じた気づきを綴っています。
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