足利ラリイ
はじめまして。
この秋、ほしよみ堂高崎店で占い師として活動を始める足利ラリイです。
プロフィールにも少し書きましたが、私は中学から大学までテニスを続け、社会人になってからも長くラケットを握ってきました。
「ラリイ」という名前を聞いて、テニスを思い浮かべた方もいるかもしれません。
テニスでは、いつも自分の打ちやすい球が飛んでくるわけではありません。
速い球もあれば、変化球もある。
「そっちに来るの?」と思うような一球もあります。
人生も、ちょっと似ていますよね。
私自身、接客や販売、介護、営業、子育てなど、いろいろな経験をしてきました。
思い通りに進んだことばかりではありません。
空振りしたり、遠回りしたり、「次はどうしよう」と立ち止まったこともたくさんあります。
だからこそ占いでは、結果だけをお伝えするのではなく、その先を一緒に考えたいと思っています。
打ち返す?
見送る?
コースを変える?
迷ったときは、一緒に作戦会議をしましょう。
そしてこの秋、いよいよ高崎で私の新しいラリーが始まります。
このブログでは占いのこと、群馬のこと、そして足利ラリイがどんな人なのかも、少しずつお話ししていきます。
まずは、ご挨拶の一球から。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
普通ってなんだろう?
普通ってなんだろう?
私は、2人の子どもを育ててきました。
上の子が幼稚園に通っていた頃、下の子が生まれました。
そこから、私の人生は大きく変わったのかもしれません。

個人の産婦人科で出産し、間もなく大学病院へ。
毎週のように病院へ通う生活が始まりました。
一年後には県外の病院で、2度の手術。
その後も定期的に通院を続けながら、上の子の幼稚園の送り迎え、家のこと、下の子の治療。
今思えば、母が元気で近くにいてくれたから、なんとかこなせていたのだと思います。
それでも、当時の私は必死でした。
「子育てって、こんなに大変なの?」
何度もそう思いました。
そして、もっと苦しかったのは、
「どうして普通の子を産めなかったんだろう」
という自分を責める気持ちでした。
「何か悪いことをしたから?」
そんなことまで考えてしまう。
治療中の下の子を抱きながら、上の子の幼稚園へ行く。
周りには元気に走り回る子どもたち。
その中で、
「どうしよう。自分の子だけ、こんな状態で……」
そんな気持ちになることもありました。
病院では、泊まり込みで過ごすこともありました。
脳神経外科。
そこには、命と向き合っている子どもたちがいました。
もっと大変な状況にいる子もいる。
つらいのは私だけじゃない。
そんな現実を目の前にして、母親同士で励まし合いながら過ごすこともありました。
それでも。
病院で過ごした時間が長かったからこそ、幼稚園に戻ったときに見る「元気な子どもたち」の姿が、かえってつらく感じることもありました。
同じ年齢の子どもたち。
同じように笑って、走って、遊んでいる。
でも、自分の子にはそれができない。
「普通」って、なんなんだろう。
あの頃の私は、「普通」に追いつこうとしていたのかもしれません。
普通に産まれて。
普通に育って。
普通に幼稚園へ行って。
普通にできることが増えていく。
そんな子育てが、当たり前だと思っていた。
でも、子どもを育てる中で、その「普通」は誰かが決めたものではないと少しずつ気づいていきました。
できること。
できないこと。
早いこと。
遅いこと。
人と違うこと。
それは、その子の価値を決めるものではない。
ただ、その子の人生の進み方が違うだけ。
そして、親の人生もまた、予定していた道とは違う方向へ進むことがある。
私自身、何度も立ち止まりました。
泣きました。
自分を責めました。
「どうして私なんだろう」と思ったこともあります。
でも、振り返ってみると、
あの「普通じゃない」と思っていた経験が、
人の痛みを想像する力になっていました。
誰かの「大丈夫です」という言葉の奥にあるもの。
笑っている人が抱えているもの。
家族のために頑張りすぎて、自分のことを後回しにしている人。
表面だけを見ていたら、気づけないことがたくさんあります。
だから私は、占いでも「答え」だけを見たいとは思っていません。
今、何が起きているのか。
なぜ、ここまで頑張ってきたのか。
そして、この先どう進むのか。
一度のラリーで終わるのか。
ストレートで行くのか。
それとも、あえて変化球を投げるのか。
近道なのか、遠回りなのか。
私は、その先まで一緒に見ていきたい。
子育ても、人生も、予定通りにはいかない。
「普通」という道から外れたからこそ、見える景色もある。
人生は、いつでもラリー。
返ってきたボールが、思っていた場所じゃなくても。
そこから、また打ち返せばいい。






