島郷かっぱ
北九州市小倉南区・菅生の滝 ~立ち止まっても、また流れ始めればいい~
こんにちは。
若松生まれの占い師、島郷かっぱです。
最近の北九州めぐりでは、私が学生時代を過ごした小倉南区を取り上げています。
最初に訪れたのは、
平尾台。
長い年月をかけて作られたカルスト台地から、
「あの頃の自分が、今の自分につながっている」
という話をしました。
そして次に訪れたのが、
曽根干潟。
潮の満ち引きによって変わる景色から、
「今見えている景色が、ずっと続くわけではない」
という話をしました。
そして今回向かうのは、
菅生の滝(すがおのたき)。
小倉南区を代表する自然スポットの一つです。
今回のテーマは、
「立ち止まっても、また流れ始めればいい」
です。
小倉南区にある菅生の滝
菅生の滝は、小倉南区道原にある滝です。
北九州市内でもよく知られた滝で、自然の中で水の流れや音を感じられる場所です。
滝の近くへ行くと、
聞こえてくるのが水の音。
山の中を流れてきた水が、一気に下へ落ちていきます。
ザーッという水音を聞いているだけでも、
なんとなく頭の中がスッキリする。
自然の音には、不思議な力がありますよね。
菅生の滝は三段になっている
菅生の滝は、
上段・中段・下段からなる三段の滝
として知られています。
上から流れてきた水が、
一度落ちる。
さらに流れる。
また落ちる。
そして、
また先へ進んでいく。
一直線ではありません。
段差があります。
勢いよく落ちる場所もあります。
少し流れが穏やかになる場所もあります。
これを見ていると、
人生にも似ているなと思います。
人生もずっと同じ速さでは進まない
人生って、
ずっと順調に前へ進むものではありません。
調子のいいとき。
何をやってもうまくいくとき。
反対に、
何をしても思うようにいかないとき。
仕事で立ち止まる。
恋愛で立ち止まる。
人間関係で立ち止まる。
「自分だけ前に進めていない」
と思うことがあります。
でも、
ずっと同じ速さで進まなくてもいいんですよね。
水は止まっているように見えても
川を見ていると、
場所によって流れが違います。
勢いよく流れるところ。
ゆっくり流れるところ。
ほとんど動いていないように見えるところ。
でも、
少しずつ水は先へ進んでいます。
人間も同じなのかもしれません。
「最近、何も変わっていない」
と思っていても、
実際には少しずつ変わっています。
考え方が変わった。
経験が増えた。
人を見る目が変わった。
昔より少し我慢できるようになった。
逆に、
我慢しすぎなくなった。
それも立派な変化です。
「前に進む=大きく変わる」ではない
私たちは、
前へ進むというと、
転職した。
結婚した。
独立した。
資格を取った。
収入が増えた。
そんな分かりやすい変化を想像します。
でも、
前進って、それだけではないと思います。
昨日より少し気持ちが楽になった。
ずっと断れなかったことを断れた。
誰かに相談できた。
一日ゆっくり休めた。
「もう一度やってみようかな」
と思えた。
それだって、
前へ進んでいます。
前回の恋愛相談から考えてみる
前回の占い記事では、
「好きな人との関係がなかなか進まない。この恋は待つべき?諦めるべき?」
という話をしました。
恋愛では、
なかなか関係が進まないことがあります。
LINEはしている。
会うこともある。
でも付き合わない。
そんな状態が続くと、
「止まっている」
ように感じます。
でも、
止まっているように見える時間に、
相手を知っていることもあります。
自分の気持ちを整理していることもあります。
そして、
「やっぱりこの人が好き」
と分かることもあれば、
「私は違う関係を求めているのかもしれない」
と気づくこともあります。
どちらも無駄ではありません。
タロットの「節制」
菅生の滝を見ていて、
私が思い浮かべるタロットカードがあります。
それが、
「節制」
です。
節制のカードには、
二つのカップの間で水を移している天使が描かれています。
調整。
バランス。
自然な流れ。
焦らないこと。
そんな意味として読むことがあります。
人生でも、
無理に流れを速くしようとすると疲れてしまいます。
「早く結果を出さなきゃ」
「早く結婚しなきゃ」
「早く転職しなきゃ」
「早く答えを出さなきゃ」
でも、
今すぐ答えを出さなくてもいいことがあります。
流れに任せるだけでもない
ただし、
「流れに任せればいい」
というのは、
何もしなくていいという意味ではありません。
川だって、
水が流れているから先へ進みます。
人生でも、
小さな行動は必要です。
転職したいなら求人を見る。
資格を取りたいなら勉強を始める。
恋愛なら連絡してみる。
誰かと出会いたいなら、人と会う場所へ行ってみる。
小さな一歩でいい。
流れが来たときに動ける準備をしておく。
それが大切だと思います。
「うまくいかない=間違った道」ではない
人生で何かにつまずくと、
「自分の選択は間違っていたのかな」
と思うことがあります。
でも、
うまくいかないことがあるから、
間違った人生とは限りません。
菅生の滝の水も、
真っすぐ一本の道を流れているわけではありません。
岩があります。
段差があります。
方向が変わります。
それでも、
水は先へ進みます。
人生も同じです。
進めないなら、少し休んでもいい
頑張っても、
どうしても動けないときがあります。
そんなときは、
休んでもいいと思います。
水だって、
場所によってはゆっくり流れます。
ずっと全力ではありません。
人間も同じです。
疲れているのに、
「もっと頑張らなきゃ」
と思ってしまう。
でも、
休むことも次へ進むための準備です。
立ち止まることと、諦めることは違います。
「あの頃の自分」も流れの途中だった
学生時代を過ごした小倉南区。
あの頃の私は、
今の自分を想像していませんでした。
会社員として働き、
いろいろな経験をして、
そして占いを学び、
人の相談を聞くようになる。
人生って、
本当にどこへ流れていくか分かりません。
学生時代の自分から見れば、
今の私はかなり予想外でしょう(笑)。
でも、
振り返ってみると、
全部つながっています。
遠回りした時間にも意味がある
若い頃には、
「できるだけ早く成功したい」
と思うことがあります。
でも年齢を重ねると、
遠回りしたことにも意味があったと感じることがあります。
仕事で苦労したこと。
人間関係で悩んだこと。
恋愛で傷ついたこと。
失敗したこと。
その経験があるから、
今、人の悩みを聞いたときに、
少しだけ分かることがあります。
順調な道だけを歩いていたら、
分からなかったことかもしれません。
四柱推命でも人生には流れがある
四柱推命では、
生まれ持った性質だけではなく、
運の流れも見ていきます。
動きやすい時期。
学ぶ時期。
人との縁が広がる時期。
少し慎重になったほうがいい時期。
ずっと同じではありません。
だから私は、
今うまくいっていないからといって、
「これからもずっとうまくいかない」
と決めなくてもいいと思っています。
流れが変わる瞬間は分からない
川を見ていると、
穏やかだった水が、
岩を越えた瞬間、
急に勢いよく流れ始めることがあります。
人生にも、
そんな瞬間があります。
一人の人と出会った。
一冊の本を読んだ。
誰かに誘われた。
たまたま見た求人に応募した。
何気なく始めた趣味が仕事になった。
ほんの小さな出来事から、
人生の流れが変わることがあります。
だから、
今動いていないように見えても、
未来まで同じだとは限りません。
占いは流れを見るもの
私は占いをしていると、
「いつ動きますか?」
と聞かれることがあります。
恋愛。
仕事。
人間関係。
未来。
みんな、
先が分からないから不安になります。
占いは、
その流れを見るための一つの方法です。
今は動くときなのか。
待つときなのか。
何を準備するのか。
何を手放すのか。
タロットや四柱推命を通して、
それを一緒に整理していく。
でも、
最後に流れの中を進んでいくのは、
自分自身です。
水は後ろには戻らない
滝から落ちた水は、
元の場所へは戻りません。
そのまま、
次の場所へ流れていきます。
人間も、
過去へ戻ることはできません。
「あのとき、こうしておけば」
と思うことはあります。
でも、
過去を変えることはできません。
できるのは、
ここからどちらへ進むかを考えること。
過去を後悔するより、
これからの流れを作っていく。
それでいいのだと思います。
菅生の滝を訪れるときは
菅生の滝は自然の中にある場所です。
雨の後などは水量が増えたり、足元が滑りやすくなったりすることがあります。
滝や川の近くでは、
無理に水辺へ近づかず、
足元や天候に十分注意してください。
自然は美しいですが、
自然だからこそ慎重に楽しむことも大切です。
立ち止まっても、また流れ始めればいい
菅生の滝。
上から流れてきた水は、
段差を越え、
岩を避け、
形を変えながら、
また先へ進んでいきます。
人生も同じです。
立ち止まることがあります。
迷うことがあります。
うまくいかないことがあります。
「もう無理かもしれない」
と思うこともあります。
でも、
立ち止まったからといって、
人生が終わったわけではありません。
少し休んで、
考えて、
また流れ始めればいい。
速くなくてもいい。
誰かと同じ道でなくてもいい。
遠回りしてもいい。
自分の流れで進めばいい。
学生時代を過ごした小倉南区。
菅生の滝の水音を思いながら、
そんなことを考えました。
立ち止まっても、また流れ始めればいい。
若松生まれの占い師、島郷かっぱでした。
それでは、また。






