折尾リゲル
過去にとらわれる自分を変えたいとき|道元の「薪は薪、灰は灰」
夜、ひとりで過ごしていると、ふと昔のことを思い出す。
「あのとき、違う選択をしていたら」
「どうして、あんなことをしてしまったんだろう」
そんな後悔が頭から離れず、目の前のことに集中できなくなった経験ありますか?
SNSで同級生の活躍を見て、「自分は何をしているんだろう」と落ち込んだり、過去の恋愛や仕事の選択を思い返して、今の自分を責めたりしちゃうこともあるでしょう。
もう終わったことだとわかっていても、簡単には気持ちを切り替えられないこともあります。
そんなときおすすめの言葉。
道元禅師の「薪は薪、灰は灰」
道元は800年も前の人だけど
その頃も同じように悩んでる人がいたのかなあ。
薪は薪、灰は灰
道元は『正法眼蔵』の「現成公案(げんじょうこうあん)」で、薪と灰について説いています。
薪は燃えて灰になります。一度灰になったものが、再び薪に戻ることはありません。
しかし、薪を過去、灰を未来と単純に捉えるのではなく、
それぞれに固有のあり方があると道元は説きました。
過去をなかったことにするのではなく、
当時の自分と今の自分を分けて考えることです。
そのときの自分には、そのときの事情がありました。迷いながらも考え、悩みながら選んだはずです。
その瞬間に目を向けること。
あのときの私は、あのときの私。
今の私は、今の私。
そう考えると、過去の自分を責める気持ちが、ほんの少しやわらぐかもしれません。
すぐに気持ちを切り替えられなくてもいい。
今の自分がどんな気持ちでいるのか、まずはそこから。
見つめてみたいですね。

迷ったとき占いを通して自分の気持ちやこれからの選択肢を整理してみませんか?






