曽我部 キキョウ
もっともらしい嘘をつくのは、人だけではないらしい
誰かの噂話を、あなたは疑うことなく
全てを信じるでしょうか。
半信半疑といったところかもしれません。
ところがネット上に嘘か誠か
分からないような話があったら?
AIがさも真実であるかのように
質問に答えてきたら?
あなたはそれを信じていませんか。
流言飛語、デマ。
そういうものは昔からありました。
しかし、世間が狭く
どこから出た話か、
どういう人の何を言っているのかが
とても分かりやすい時代でもあります。
また、その話を疑うことによって
立場が悪くなることも
あったかもしれません。
けれども、現在では
どこの誰が発端か分からない話が
ネット上でどんどん拡散され
真偽を確認するのも一苦労です。
そもそも、単なる間違いも、
悪質な嘘も、同じように並んでいます。
知識があっても、人は
自分に都合の良いことを
信じようとする癖があります。
リテラシーという言葉は
そもそも「読み書きする能力」だったそうです。
今は意味が広がって、
情報や知識を理解し、
適切に活用する能力という
使われ方をしています。
少し難しいですね。
例えばSNSを使うとき。
操作について精通していても、
そこにある情報をすべて鵜呑みにするのは
リテラシーが高いとは言えません。
逆に専門知識がなくても、
本当なのか、誰が何のために発信したのか、
そういうことを考え、必要なら確認できると、
リテラシーが高いと言えます。
全てのことを疑ってかかるには
人間の時間は限られ過ぎています。
だから、必要なのは
何を信じて、何を保留して、
どこまで確認するかを判断する力です。
そしてその判断さえも、
間違うことがあるのだと
認識することです。
AIについても、画面上に
「AIは間違えることがあります」と
注意書きがあります。
しかし案外簡単に信じてしまっていませんか。
ある調査によると、AIの誤回答、
40%弱が、必要な情報を
取得できなかったことに起因しています。
これは、40%間違うという意味ではありません。
間違った答えを出した原因の調査ですので。
しかしながら、AIが情報を見つけられない他、
類似する別の情報を見つけ、
正しいかのように提示する確率が
結構高いことは分かるのではないでしょうか。
さらにAIの回答を
人が自分で確かめたと思い込んだら。
誤りを見抜く力など
時にはその分野の専門家さえ
持ち合わせていません。
だからこそ、自分が信じたいことと、
信じるに値することが
別なのだと知っておくことが
大切なのかもしれません。
選べる道を増やす、もう一つの見方を
★★★曽我部キキョウ★ほしよみ堂★★★

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1日、2日、3日、7日、9日、10日、14日、15日、19日、21日、23日、24日、28日、30日
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