空音リリノア

思春期に家庭の事情で2度の引越しと転校、いじめも経験しました。

最終的に落ち着いた家の目の前には病院の霊安室があり、

毎晩のように“声”や“気配”を感じ、身体から魂が出入りするような感覚に悩まされていました。

恐怖を通り越し、「魂がこの身体から離れたがっているんだな」と感じるほどでした。

もともと緊張しやすく、人前で話すのが苦手な性格。

社会に出てからも強いストレスから社会不安障害を患い、自信を持てずに過ごしてきました。

それでも結婚、出産を経て、一時期は幸福な時間を手に入れました。

しかし、夫の失業と鬱の発症、再発、崩れていく経済と心のバランス…。

子どもの大学資金や生活費のためにフルタイムで働きながらも、自分の優先順位は常に最後。

気づけば「生きている実感」が何一つない日々を送っていました。

以前言われた言葉があります。「あなた、いつか導き手として自信を持って話す日が来るよ」

人前が苦手な私が？と当時は想像も出来ませんでしたが、そのタイミングは来ました。

53歳のとき、いくつもの不幸が重なり、すべてを諦めて「やれる事はやった、もう流れに任せよう」と心を明け渡した瞬間、

世界が変わり始めたのです。

確信しました。目には見えないけれど、すべてを見守り、導く存在がいる。

今まで意味がないと思っていた出来事は、必要な経験だった。

不幸を招いていたのは、自分自身だった。そしてその“大きな存在”とは、ほかでもない「本当の自分」だったのだと。

人生はこの瞬間から変えられる。

時間には限りがある。

宇宙の視点を持てば、もっと楽に自由に生きていける。

そんな想いを伝えたくて、私は「占い師」という道を選びました。

星の声を届ける心の案内人として、あなたの内なる光を見つけるお手伝いができたら幸いです。