〈八神 雪月花 大宮店〉天津甕星命（あまつみかほし）と《突破と強さ》
雪月花:「こんにちは
埼玉大宮ほしよみ堂占い師
八神雪月花です」
善壱：「こんこんなの〜！ご主人の式神、黒狐の善壱なの〜！」
善壱：「ご主人〜！ 今日の神様は“キラキラ星の神様”なの？」
雪月花：「キラキラ……ではあるけど。
天津甕星命は“星の荒ぶる力”を象徴する神様だよ。」
善壱：「荒ぶる星！？ 僕、ちょっと怖いの〜」
雪月花：「確かに『軍神』『攻めの星』なんて呼ばれることもあるよ。
でもね、ただ怖い存在ではないの。」
天津甕星命は“突破力そのもの”
雪月花：「天津甕星命は、
天孫族にとって“最強の敵神”とも言われたほどの
鋭さ・破壊力・突破力
を持つ神様。
天津甕星命の力は“限界を超える力”。
止めようとしても止められない、
突破のエネルギーそのものなんだよ。」
善壱：「ご主人の杏仁豆腐食べたい気持ちみたいなの〜」
雪月花：「それとは違うよ。」
善壱：「えっ違うなの〜！？」
怖さの正体は“押し込めていた本音”
雪月花：「天津甕星命＝“怖い”というイメージは、実はあなたの心の中の
“押し込んでいた強さ”が動き出すときの感覚に近いです。
- 「本当は我慢したくない」
- 「限界なのに無理してる」
- 「嫌なものを嫌と言いたい」
- 「変わりたいのに変われない」
- 「もう耐えたくない」
こうした感情が溜まると、
心の奥に“天津甕星的エネルギー”が生まれる。
怖いのは、神ではなく“抑えつけた自分”。
天津甕星命は、それを解き放ってくれる神様なんだよ。」
善壱：「つまり“本音のスタートスイッチ”なの〜？」
雪月花：「そうだよ。それこそが突破力なの。」
占いにおける“突破のサイン”
雪月花：「天津甕星命を象徴する運気は
“激変・切り替え・突破”がテーマ。
🔹四柱推命
五行の偏りが極端な時期
→ 限界突破のチャンス
🔹数秘術
個人周期の「5」「9」
→ 急展開・切り替え・終焉と再出発
🔹西洋占星術
火星・冥王星・天王星の強い刺激
→ 破壊と新生
🔹宿曜
安壊・成危・近距離
→ 運命の揺れと突破
多くの人が“怖い時期”と呼ぶタイミングは、
天津甕星命の力が働いている時期でもあるんだよ。」
善壱：「怖いけど…強いの〜」
雪月花：「そうだよ。強さはいつも怖さの奥に隠れている。」
天津甕星命が教える《突破の心得》
雪月花：「天津甕星命が教える《突破の心得》は
①
本音を握りしめるな、出していい
怒り・悔しさ・悲しみ——
それらは突破の燃料。
②
“我慢”より“変化”を選ぶ
耐えることは美徳ではない。
限界だと感じたときは
“変える勇気”が吉。
③
破壊は“解放”の別名
壊れるのではなく、
“古い殻が割れる”だけ。
④
スピードが鍵
突破期は停滞に向かない。
動く方が運は開く。
⑤
敵がいる時ほど、味方が集まる
天津甕星命が恐れられたのは
強かったからではなく、
“変化を嫌う存在が多いから”。」
善壱：「ご主人〜…僕も突破したいなの！」
雪月花：「何を？」
善壱：「冷蔵庫の守りを突破して杏仁豆腐を……」
雪月花：「それは、突破じゃなくて泥棒です！めっ！」
善壱：「う…めっちゃ怒られたの〜」
“強さ”とは、優しさの反対ではない
雪月花：「天津甕星命の荒ぶる光は、恐怖ではなく
“生きる力の覚醒”。
強さとは
誰かを傷つける力ではなく、
自分を守る力のこと。
一歩踏み出すあなたを、天津甕星命は強く後押しします。」
善壱：「ご主人の決意も応援してくれるの〜？」
雪月花：「もちろん。
ぜんくんの小さな勇気もね。」
善壱：「……僕、次から勝手に杏仁豆腐食べない勇気出すの〜」
雪月花：「それはただの反省です。」
今日の神託
“抑えてきた声が
あなたの力となる
怖れは進む前兆
限界を越えたその先で
真の強さは静かに目覚める”
― 天津甕星命
あとがき
突然の変化や、
心の揺れは怖いもの。
でもそれは
“壊れる予兆”ではなく、
“突破の前ぶれ”。
天津甕星命は、
あなたの中にある
抑えてきた力を
優しく、そして強く解放してくれる神。
神々の声で“運命の人”へ導く。神託の案内人
八神雪月花
黒狐の善壱
より。
