唯真伊由
ちゃんとしてきたあなたへ。
ちゃんとしてきたはずなのに、
ふと立ち止まりたくなる夜はありませんか。
ちゃんとしているね。
しっかりしているね。
頼りになるね。
そう言われるたびに、
少しだけ笑って、うなずいてきました。
いつの間にか、
自分でも
「私は大丈夫な人」
になっていたのかもしれません。
けれど本当は、
夜になって部屋が静かになると、
心が小さくつぶやく瞬間があります。
このままでいいのかな。
私は、どこに向かっているんだろう。
大きな不幸があるわけじゃない。
仕事も生活も、
一応は回っている。
人から見たら、
きっと順調に見える。
それなのに、
胸の奥に
小さな空白が残る。
その空白を見ないふりをして、
また明日の予定を埋めてしまう。
そんな日が続くと、
自分の気持ちが
わからなくなることがあります。
でもね。
迷いが出るのは、
あなたが弱いからではありません。
むしろそれは、
今の生き方が
少しずつ合わなくなってきたサイン。
心が、
次の場所へ移ろうとしている合図です。
変化の手前には、
こうした
静かな違和感が
現れることがあります。
占いの世界では、
未来は
当てるものというより、
今の自分の状態を
映し出す
鏡のようなものだと
感じています。
カードを引くときも、
星を読むときも、
答えが外から
降ってくるというより、
自分の中にある本音が、
そっと
輪郭を持ち始める。
だから、
迷っているあなたは、
もう始まっているのです。
人生を立て直す準備が。
自分の気持ちに
正直になっていく準備が。
今日、
ひとつだけ
覚えていてほしいことがあります。
迷いを、
悪いものとして
扱わないでください。
迷いは、
あなたの足を
引っ張るものではありません。
これ以上、
無理をしないための、
心のブレーキでもあります。
もし今、
何をしたいのかわからない、
そう感じているなら、
まずはこれだけで
大丈夫です。
「わからない」自分を、
責めない。
それだけで、
心は少し
呼吸を取り戻します。
呼吸が戻ると、
次に必要な
小さなヒントが、
自然と見え始めます。
これからこのブログでは、
人生の途中で
立ち止まったときに感じたこと。
選び直してきた時間のこと。
そして、
今ここに至るまでの道のりを、
少しずつ
綴っていこうと思います。
今、
迷いの中にいるあなたの心に、
静かに寄り添える場所に
なりますように。
日々の気づきや、
ふと心に浮かんだことは、
Xでも綴っています。
あなたの心が少しでも
軽くなりますように☆







