ブログ

唯真伊由

人生は人で動くと腑に落ちた瞬間

第2章|人間関係・役割編
第9話
人生は人で動くと腑に落ちた瞬間

母のことが少し落ち着き始めた頃、
私はようやく、息をつける時間が増えていました。

慌ただしさの最中にいるときは、
目の前のことを片付けるだけで精一杯で、
振り返る余裕なんてありません。

でも、少し静けさが戻ったとき、
ふと、思ったのです。

私はここまで、
一人で来たつもりでいた。

強くならなきゃ。
自分で何とかしなきゃ。
そうやって、前に進んできた気がしていました。

けれど実際は、
人生の節目にはいつも「人」がいました。

姉が来てくれたこと。
いとこが加わってくれたこと。
三人で動けたこと。

あの数か月は確かに大変だったけれど、
同時に、助け合う感覚を取り戻した時間でもありました。

そして思い出していくのです。
母のことだけではなく、
もっと前から、そうだったことを。

住まいのこと。
仕事のこと。
迷っているときにかけられた言葉。

私が「こうしよう」と決めたようでいて、
その決断のそばには、
必ず誰かの気配があった。

誰かが背中を押したわけではない。
答えを出してくれたわけでもない。

ただ、
話を聞いてくれた。
一緒に考えてくれた。
必要なときに、必要な場所へつないでくれた。

それだけで、
人は立っていられるのだと思いました。

人生は、出来事で動く。
努力で動く。
正解を選んで動く。

ずっと私は、そう信じていました。

それもあるけど、実は違うということに
気づきました。

人生は、
人で動く。

人との関係の中で、
見える景色が変わる。
選べる選択肢が増える。
立ち止まれる場所ができる。

あの頃の私に足りなかったのは、
能力でも根性でもなく、
「頼っていい」という感覚だったのだと思います。

助けられることは、
弱さではない。

むしろ、
人は助けられた分だけ、
次は誰かに手を伸ばせるようになる。

私はようやく、
それをきれいごとではなく、
自分の実感として受け取れるようになっていました。

そして同時に、
自分の中に、
小さな変化が起きていることにも気づきます。

私は、支える側だけではなかった。
支えられてここまで来た人間だった。

その事実が、
静かに、腑に落ちたのです。

✧ ⋯ ✧ ⋯ ✧ ⋯ ✧ ⋯ ✧ ⋯ ✧ ⋯ ✧ ⋯ ✧

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

Xもよろしければ覗いてみてくださいね♪←こちらをクリック

ご予約はこちらからお待ちしております☆彡こちらをクリック

Taka先生との対談動画もぜひご覧くださいね(*^_^*)こちらをクリック

  • 「ほしよみ堂」youtubeチャンネル
  • 占い師募集

占いのことなら|ほしよみ堂 > ブログ > 人生は人で動くと腑に落ちた瞬間