上毛三山のように、人生に根を張って
私は決して平坦とは言えない人生を歩んできました。
苦しみ、孤独、逃避、後悔。
振り返れば、波乱万丈という言葉がしっくりくる道のりだったと思います。
自分なりに考え、選び、進んできた人生でしたが、その選択によって非難の声を浴び続けた時期もありました。
理解されない悔しさに、心を閉ざし、た経験は一度や二度ではありません。
それでも心の奥底には、折れきらない自分がいました。
生まれ育った地にそびえる上毛三山のように、どんな突風に煽られても、簡単には揺るがない自分。
人生を諦めない、どっしりとした根のようなものが、私の中には確かにあったのだと思います。
生まれ育った地の景観は、年々変わってます。
通っていた道、見上げていた空、当たり前のように存在していた風景も、今では姿を変えました。
けれど、記憶の中にある幼少期の景色は今も鮮明です。
懐かしい匂い、夕暮れの光、からっ風に煽られながらの自転車通学、烏川が待ち合わせ場所だった幼い恋、胸の奥が締めつけられるような感覚、そのまま残っています。
そこにいるのは、まだ何者でもなかった頃の私。
迷い、立ち止まりながらも、必死に生きていた自分です。
占い師として活動する今、私が何より大切にしているのは、その「原点」です。
言葉にならない想いに耳を澄ませること。
表に出せずに抱えてきた感情や、目に見えない心の流れを感じ取ること。
占い師として立っているのは
それは特別な能力ではなく、これまでの人生で培われてきた感受性なのだと思います。
痛みを知っているからこそ、寄り添える。
迷いを知っているからこそ、光の在り処を一緒に探せる。
これからも、誰かの人生の風景にそっと寄り添いながら、
今ここに立つ意味を、共に見つめていける占い師でありたいと思っています。







