ブログ

阿佐霧 峰麿

判断を急がせない、という仕事(最終章⑥)

鑑定の場で、

私がいちばん気をつけていることがある。

 

 

 

それは、

判断を急がせないことだ。

 

 

人は、

迷っているときほど

早く答えを欲しがる

 

 

「結局どうしたらいいんですか」

 

「やるべきですか、やめるべきですか」

 

 

けれど多くの場合、

その問い自体が、

まだ整っていない。

 

 

判断の前に、

確認すべきことが残っているからだ。

 

 

 

たとえば──

今は、

「動く局面」なのか、

それとも「整える局面」なのか。

 

 

その選択は、

広げていい負荷なのか、

削ったほうがいい負荷なのか。

 

 

その人の構造上、

無理が出やすい選び方ではないか。

 

 

そもそも、

「今は選ばない」という選択が

成立する状況ではないか。

 

 

 

 

これらを飛ばしたまま

答えだけを出してしまうと、

選択は不安定になる。

 

 

一時的に安心しても、

あとから必ず揺れ始める。

 

 

 

だから鑑定では、

結論よりも先に

判断の前提を整える

 

 

今どこに立っているのか。

何が重くなっているのか。

どこに余白が残っているのか。

 

 

そこが見えないまま、

進む方向だけを決めることはしない。

 

 

 

判断とは、

勇気の問題ではない。

 

 

準備の問題だ。

 

 

準備が整っていない判断は

どれだけ正しそうでも、

あとで人を消耗させる

 

 

 

逆に、

前提が整った判断は、

結果がどう転んでも崩れにくい。

 

 

 

 

だから私は、

「決めさせる」ことをしない。

 

決められる状態かどうかを、

一緒に確認する。

 

 

 

今は進む時期なのか。

それとも、足場を固める時期なのか。

 

判断より先に、焦りが立っていないか。

 

不安が選択を狭めていないか。

 

 

 

その点検を、

丁寧に行う。

 

 

 

 

占いは、

決断を代行する道具ではない。

 

判断の前に立ち止まるための、

一時停止ボタンのようなものだ。

 

 

 

止まることで

初めて見えるものがある

 

 

選ばないという選択。

保留するという判断。

一段階、引きで見る視点。

 

 

それらを取り戻すだけで、

人生はずいぶん静かになる。

 

 

 

鑑定の場では、

答えを派手に演出することはしない。

 

 

その代わり、

後から思い出せる視点を残す。

 

「あのとき、急がなくてよかった」

「あれは、今決める話じゃなかった」

 

そうやって、

自分の判断に戻ってこられる感覚。

 

それが残るなら、

鑑定としては十分だと思っている。

 

 

 

判断を急がせない。

それは、
何もしないという意味ではない。

 

 

むしろ逆だ。

 

 

選択の前に

必要な材料をすべて並べる

状況、流れ、癖、タイミング。

 

その上で

それらが出そろうまでは

今は決めなくていい、と伝える

 

 

 

それだけで人は、

自分の人生を

もう一度、自分の手に戻せる。

 

 

 

 

占いの役割は、

答えを出すことではない。

 

 

判断が雑にならないように

その一歩手前を整えること

 

 

 

私は、

その距離感から

占いという場所に立っている。

 

—————————————————————

 

言葉でも、声でも、対面でも──

その日のあなたに合う距離で。

 

そっと寄り添える場所として、

ここにいます。

 

—————————————————————

X(旧Twitter)

運勢・ブログ更新・待機スケジュールなど、

日々の動きをすべてこちらでお知らせしています。

 

✦ 電話占いヴェルニ

その日の気持ちをそのまま置ける場所。

(ほぼ毎日待機中|スケジュールはこちら)

 

✦ 対面鑑定(原宿ほしよみ堂 )

直接向き合いながら、未来の焦点を整える時間。

 

✦ プロフィール・ブログ一覧

阿佐霧 峰麿の歩みと、全ブログのアーカイブ。

 

※各項目を押すとリンク先に移動できます。

  • 「ほしよみ堂」youtubeチャンネル
  • 占い師募集

占いのことなら|ほしよみ堂 > ブログ > 判断を急がせない、という仕事(最終章⑥)