龍空
期待に応えすぎて、私がわからなくなったとき②
② なぜ私は後悔する選択をしてしまうのか
―いい人でいようとする心の裏側―
人の期待に応えて行動したあと、
なぜか心が重くなる。
ちゃんとやりきったはずなのに、
「私、何してるんだろう…」
そんな虚しさが残ることはありませんか。
それは、その選択が
“間違っていた”からではありません。
心理的に見ると、
その行動は「納得」ではなく
「適応」から生まれている可能性が高いのです。
人は強い期待や評価を向けられると、
無意識に2つの感情の間で揺れます。
・断ったら関係が壊れるかもしれない
・応えれば安心できるかもしれない
このとき心の中では、
「自分の気持ち」よりも
「関係を失わないこと」が優先されます。
心理学ではこれを
関係維持欲求と呼びます。
人とのつながりを守るために、
一時的に自分の本音を後回しにする働きです。
問題は、その選択を
「自分で選んだ」と感じられていないこと。
頭では
「仕方なかった」
「期待されていたから」
と納得させようとするけれど、
心の奥では
“私は私を置いてきた”
という感覚が残る。
このズレが、後悔として表れます。
後悔は、
「失敗したよ」というサインではなく、
「本音を聞いてほしかったよ」
という心からのメッセージ。
いい人でいようとする人ほど、
自分の感情を感じる前に
役割を引き受けてしまいます。
・頼られる人
・期待に応える人
・空気を壊さない人
それらはすべて、
あなたが人との関係を大切にしてきた証。
でもその役割が続くと、
「私はどうしたい?」と
自分に聞く習慣が薄れていきます。
だから後悔が起きるのです。
後悔しない人は、
最初から正解を選んでいるわけではありません。
小さくても、自分の気持ちを通過させている。
・少し迷った
・少し考えた
・一度、自分に確認した
それだけで、
同じ行動でも後悔は生まれにくくなります。
このシリーズでお伝えしたいのは、
「期待に応えない人になろう」ではありません。
そうではなく、
期待に応える前に、自分の心を一度通すこと。
それができるようになると、
不思議と後悔は減っていきます。
次回は、
「期待に応える私」と「本当の私」を
どう切り分けて考えればいいのか。
自分を責めずに整理する視点を
お話ししていきます。
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