海月ラビィ
揺れてもいい年齢になりました。今の私が選ぶ自由
若い頃は、
「安定すること」が
何よりも大切だと思っていました。
家庭、仕事、人間関係。
周りに迷惑をかけないように、
失敗しないように、
気づけば自分の気持ちを
後回しにする癖がついていた気がします。
けれど、人生の後半に差しかかると、
不思議と見えてくるものがあります。
それは、
本当に大切なのは、
心が納得しているかどうか
ということ。
安定しているはずなのに、
どこか息苦しい。
安心しているはずなのに、
心が動かない。
そんな感覚を抱えたまま
長い時間を過ごしてきた方も
少なくないのではないでしょうか。
不安定な自由を望む気持ちは、
決してわがままではありません。
それは、
「これからの時間を
自分らしく生きたい」
という、とても自然な願いです。
年齢を重ねた今だからこそ、
もう無理をする必要はありません。
誰かの期待に応えるために
自分を小さくする必要もありません。
気分が乗らない日は、
何もしなくていい。
今日は会いたい、
今日は一人でいたい。
その揺れを、
そのまま認めてあげること。
恋愛も同じです。
若い頃のような情熱ではなくても、
心が温かくなる関係、
自分らしくいられる距離感。
それを大切にしていいのです。
「この年で恋なんて」
そう思う必要はありません。
心が動く限り、
人生はまだ続いています。
不安定な自由とは、
未来が見えない不安を抱えながらも、
「今の自分」を信じて
一歩を選ぶこと。
揺れる心は、
迷いではなく、
生きている証です。
これからの時間は、
誰かのためだけではなく、
あなた自身のために使っていい。
静かで、やさしく、
そして確かな自由を、
今のあなたに。







