龍空
仕事のつらい言葉に打ちのめされたとき②
第②話
他人があなたに放つ嫌な言葉は、あなたの評価ではない
― その裏に隠れている“心の仕組み” ―
仕事で心をえぐるような言葉を向けられたとき、
多くの人は無意識にこう思ってしまいます。
「私がダメだから言われたんだ」
「もっとちゃんとしていれば…」
でも、心理学の視点から見ると、
その考え方自体が、
あなたをさらに苦しめてしまう思考のクセなのです。
■ 人は「自分の内側」を、他人に映し出す
心理学には
**投影(プロジェクション)**という概念があります。
これは、
自分の中にある認めたくない感情や不安、劣等感を、
無意識のうちに他人に映し出してしまう心の働きです。
たとえば――
・自分に自信がない人ほど、他人を否定しやすい
・評価に怯えている人ほど、厳しい言葉を使いやすい
・満たされていない人ほど、攻撃的になりやすい
つまり、
あなたに向けられた言葉の多くは、
相手自身の心の状態を語っている可能性が高いのです。
■ 「きつい言葉」は、心の防衛反応であることが多い
人は余裕があるとき、
わざわざ誰かを傷つける必要はありません。
逆に、
・追い詰められている
・不安が強い
・自分の価値が揺らいでいる
そんな状態のときほど、
心は防衛反応として他人を攻撃します。
あなたが標的になったのは、
あなたが劣っているからではなく、
その場にいた、たまたま一番
「反応しそうな人」
だっただけかもしれません。
■ それでも心が傷つくのは、あなたが悪いからではない
「相手の問題だ」と頭で分かっていても、
心が追いつかないことはあります。
それは、あなたの心が
・人との関係を大切にしてきた
・空気を読んで頑張ってきた
・期待に応えようとしてきた
証拠でもあります。
心理的に見ると、
共感力が高い人ほど、
他人の感情を自分のことのように受け取りやすい。
だから、傷ついた自分を
「弱い」「気にしすぎ」と切り捨てる必要はありません。
■ 大切なのは「言葉」と「自分」を切り離すこと
心を守るために必要なのは、
言葉を跳ね返す強さではなく、
言葉と自分の価値を分けて考える力です。
たとえば、こんなふうに心の中で整理してみてください。
「これはこの人の感情」
「私の人格すべてを表しているわけではない」
「今の私は、この言葉をそのまま背負わなくていい」
この“間”が生まれるだけで、
言葉のダメージは確実に小さくなります。
次回は、
**「それでも傷ついてしまうあなたの心」**に、
さらに優しく光を当てていきます。
傷ついた心は、壊れているのではありません。
むしろそこには、
あなたがこれまで生き抜いてきた証と、
これからの人生を変えるヒントが隠れています。
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